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【FP監修】介護保険制度とは? 仕組みを分かりやすく解説

10/18(金) 18:13配信

ファイナンシャルフィールド

人生100年時代ともなると、誰でもいつかは介護が必要になる可能性が高くなります。民間の介護保険もありますが、そのときに頼りになる制度として、まずは公的介護保険制度について知っておきましょう。

介護保険ってどんな制度?

介護保険では、加齢による疾病などで介護が必要になり、介護サービスを受けるときに給付を受けることができます。その費用は税金で50%がまかなわれますが、社会全体で支え合うという趣旨から、残りの50%は加入者(被保険者)からの保険料となっています。

介護保険は40歳以上になると加入義務があります。第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満)に分かれており、保険料や徴収方法が異なります。

第1号被保険者の場合、原則として保険料は65歳になった月の年金から天引きされますが、その基準額の全国平均は第7期(平成30~32年)で5869円とだんだん増えてきています。

ただし、市町村ごとで給付水準や施設整備状況が異なるため、自治体ごとに基準額にも3000~9000円程度と開きがあります。また各人の保険料は、市町村民税の課税状況に応じて段階的に設定されています。

第2号被保険者は、保険料は加入している公的医療保険の保険料に上乗せして徴収されますので、会社員の人などは給料から天引きされることが多いでしょう。自営業の方などは国民健康保険料に上乗せされます。

介護保険のサービスは3種類

介護保険のサービスは、被保険者がどこに住んでいるかによって3つに分けられます。

1)居宅サービス
主に自宅で受けるサービスです。訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護などと、通所介護(デイサービス)・通所リハビリテーション・短期入所生活介護(ショートステイ)などがあり、組み合わせて利用することもできます。また自宅で必要な車いすやベッドなどの福祉用具貸与もあります。

2)地域密着型サービス
住み慣れた地域で生活を続けるためのサービスです。一人暮らしの要介護者の定期巡回・随時対応型の訪問介護看護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、状況にあわせて施設で過ごしたりヘルパーに来てもらったりする小規模多機能型居宅介護等があります。

3)施設サービス
介護保険施設に入所して受けるサービスです。介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護療養型医療施設(療養病床)の3種類がありますが、療養病床については今後、介護医療院へと順次転換されていきます。

これらのサービスの利用は要介護度によって異なってきます。

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最終更新:10/18(金) 18:13
ファイナンシャルフィールド

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