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騒動は泥沼化?北朝鮮の対応に激怒する韓国協会、AFCに処分求め抗議「異常な平壌遠征だった」

10/18(金) 16:46配信

GOAL

 韓国サッカー協会(KFA)は、15日に平壌で行われたカタールW杯アジア2次予選で、北朝鮮から不当な扱いを受けたとして、AFC(アジアサッカー連盟)に処分を要求する文書を提出したようだ。韓国紙『スポーツソウル』が伝えている。

 29年ぶりに平壌で行われた南北対決においては、試合前から様々な問題が噴出。北朝鮮側が韓国取材陣とファンの訪朝を認めなかったことに始まり、TV中継の交渉も決裂。さらに、北朝鮮専門メディアは「チケットは売り切れた」と報道していたにもかかわらず、蓋を開けてみれば、会場の金日成競技場には観客は入らず。前代未聞の中継なし、観客なしで試合が行われた。

 この試合を現地で観戦していたFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「スタンドにファンがいなかったことに失望した」と無観客試合については厳しい言葉を述べている。なお、中継がなかった同試合だが、17日にKFAが公式Youtubeチャンネルに試合ハイライトを掲載。すでに100万近い再生回数を記録している。

 韓国『スポーツソウル』が伝えたKFAの関係者のコメントでは、協会が18日に「AFCへ文書を伝達した」とし、その内容として「W杯2次予選で北朝鮮サッカー協会の協力が円滑に行われず、協会は代表チームと一緒に数回メディアとファンの入国協力を要請したが、関連する事項について協力がないことに、遺憾の意を表明した」と伝えた。

 また、北朝鮮は今回の試合を通じて「各国協会と大陸連盟は政治的中立を維持し、それぞれの機能に合わせて任務を遂行しなければならない」というFIFAの倫理規定14条(中立の義務)に違反したこと、また「ホームゲーム開催では、試合のために訪問チームの人員とメディア、チームなどについて、いかなる差別なくビザを取得できるように保証しなければならない」というAFC競技運営マニュアル(33.2)に従わなかったことについて、厳重に抗議する運びとなった。

 そのうえでKFAは「異常な平壌遠征だった」と痛烈に批判。試合前にAFCは「歴史的な一戦になる」と伝えていたものの、なんとも後味の悪い結果になってしまったようだ。

最終更新:10/18(金) 18:21
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