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トヨタ・ヤリス、欧州/北米でどう評価されている? 国内ディーラー店員の反応は

10/18(金) 6:00配信

AUTOCAR JAPAN

なぜヴィッツ、4代目からヤリスに?

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

10月16日に情報解禁となったトヨタの新しいコンパクトカー「新型トヨタ・ヤリス」。4代目にモデルチェンジをしたトヨタ・ヴィッツである。

【写真】アメリカ版ヤリス、デミオがベース 面影は? (51枚)

トヨタからの発表によると、4代目となるヴィッツは、ヴィッツの名前を使用せず欧州をはじめとする海外と同様に、「ヤリス」の車名を使うことになった。

改名というか、もともとヤリスはヴィッツの海外車名である。ヴィッツは1999年に日本で発売開始となったが、その際、海外での名称はYaris(ヤリス)を使うことになった。

Vitz(ヴィッツ)の響きが欧米ではあまり好ましくないという理由で国内ではヴィッツ、海外ではヤリスを使用することになったのである。

10月15日に開催された報道関係者向けの発表会でトヨタの吉田守孝副社長は「ヤリス」に換えることを以下のように述べている。

「念願のWRC(FIA世界ラリー選手権)の日本開催、来年5月からすべての販売店での併売など、このクルマを取り巻く環境も大きく変わります」

「こうした大きな変化のなかで、TNGAで一新されたこのクルマを、新しいスタートを切るとの思いを込めて、名前をヤリスへと変更することにいたしました」

「今後、このヤリスとヤリス・ブランドを大切に育てていきたいと思います」

小さくても上質な良いクルマであることを目指し、まるきり新しい設計のクルマとしたこと。登場から20年という節目となること。

また、悲願のWRC国内開催が決定したこともWRCのイメージが強いヤリスという車名につなげたい思いもあったようだ。

世界販売台数は約33万台 7割が欧州

ヤリスは欧州市場で売れているクルマ、というイメージが強い。実際、欧州で一番売れているトヨタ車はヤリスだ。

トヨタ自動車の発表によると、2019年の上半期は欧州で12万3266台を販売し、モデル末期であるにも関わらず前年同期比は6.2%増。昨年に続いて前年同期の販売台数を上回っている。

2018年のヤリス世界販売台数は約33万台でそのうち7割が欧州での販売となる。コンパクトカー激戦区の欧州においても高い評価を得ているのだ。

一方、北米ではどうだろうか?

北米は欧州に比べて日本車そのものが非常に強い市場で、乗用車/SUVではトップ10の常連もほとんど日本車である。

トヨタブランドで人気と言えば、RAV4、カムリ、カローラなど。2017年も2018年も、トヨタRAV4が乗用車/SUVカテゴリーで堂々1位となっている。販売台数はいずれも40万台超。

そして、アメリカ(北米/南米)でもヤリスは販売されている。しかし、欧州とも日本とも大きく違っていることがある、

それは現在、アメリカで販売されているヤリスはマツダ・デミオのOEMということだ。

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最終更新:11/1(金) 19:51
AUTOCAR JAPAN

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