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川井梨紗子選手 レスリングの町で熱弁

10/19(土) 9:08配信

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 9月のレスリング世界選手権で金メダルを獲得した女子57キロ級の川井梨紗子選手(津幡町出身、ジャパンビバレッジ)の講演会は18日、志賀町志賀小で開かれた。「レスリングの町」を掲げる志賀の子どもたちから大歓迎を受けた川井選手は、全校児童と教職員約650人を前に、「苦しい時は、勝って喜ぶために苦しんでいるんだとポジティブに考えている」と逆境を乗り越えるこつを紹介し、スポーツを通じた人間形成を伝授した。
 志賀町では1991年の石川国体でレスリング会場になって以降、ジュニア選手の育成など競技の普及に取り組む。今年7月にはレスリング男子の日本代表とアゼルバイジャン代表が町内で合同合宿を行った。
 川井選手は志賀の大会にも出場した小学生時代を振り返り、「2年生から競技を始めて勝てない時期が長かった」と明かした。「練習は苦しいことが多いが、勝った喜びの方がはるかに大きい」と話し、「レスリングに興味を持ってくれたらうれしい」と呼び掛けた。
 川井選手の妹で世界選手権で銅メダルを獲得した女子62キロ級の友香子選手(至学館大)と母初江さんも参加した。姉妹で東京五輪の代表となった川井選手は「姉妹2人で金メダルを取りたい」と意欲を示した。
 講演会後、川井選手と上体起こしなど4種目で記録を競った児童代表は世界トップレベルの動きに目を見張った。2016年リオデジャネイロ五輪で獲得した金メダルも披露された。
 志賀小は「姉妹一緒に頑張ってほしい」との願いを込めた「一緒懸命」の文字と、児童が寄せ書きした横断幕を川井選手に贈った。川井選手は「試合会場に持って行きたい」と喜び、友香子選手と横断幕を掲げ、児童らと記念撮影した。
 講演会はスポーツ庁のオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環で、同小は同事業の教育実践推進校に指定されている。

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