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防犯カメラに写っていたのは…ゴミ収集員の老母への優しさ

10/19(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 老いた母に対するゴミ収集作業員の温かい親切に、思わず涙……。

 米地方テレビ局「WDAF」(10月15日付電子版)などによると、コレット・キングストンさんは、ミズーリ州インデペンデントに住む母親のオパルさん(88)の自宅ドアに防犯カメラを設置し、時々、様子をチェックしていた。オパルさんは認知症を患っているのだ。

 10月14日、カメラ映像を見て、コレットさんは思わず涙ぐんだ。

 オパルさんの自宅には、一般道まで数十メートルの私道があり、ゴミを捨てるには、収集車が止まる一般道まで、キャスター付きの大きなゴミ箱を押していかなければならない。

 防犯カメラの映像には、緑のゴミ収集車から、黄色のフード付きジャケットを着た男性が空になったゴミ箱を押しながら、母親と談笑している場面が写っていた。

 音声も入っていて、男性が「ちょっと余計に歩いたって、誰も損しませんよ」「今日もきれいですね。髪形が素敵だ」などと明るく話しかけている。

 コレットさんはフェイスブックに動画を投稿し、事情を説明した。

「今年の1月、母はゴミ捨てから戻る途中、私道で転倒し、けがをしました。このジェントルマンは、ウエイスト・マネジメント社の職員で、その場に居合わせたそうです。それ以来、母のためにゴミ箱を戻してくださっています。動画はけさ、母を手伝ってくれた時のものです。こんなに親切にしてくださいました」

 コレットさんは、ウエイスト・マネジメント社と連絡を取り、この男性が「ビリー・シェルビー」と言う名前であることを教えてもらった。何か個人的にお礼をするつもりだという。

 オパルさんは、ゴミ箱を戻してもらうたびに、心の中でビリーさんのために短いお祈りを唱えているそうだ。

 コレットさんはWDAFにこう語った。

「本当に優しいですよね。何の得にもならないのに、母に親切にしてくださって。この世界には今も善良な人々がたくさんいるんだ、と改めて感じます」

最終更新:10/19(土) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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