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だます松島、消える福岡のWフェラーリで4強…元同僚・竹中祥が語る特徴

10/20(日) 6:08配信

スポーツ報知

 クセが強い! Wフェラーリの特徴は全く異なる。竹中は「松島はだまされた!と思う。福岡は消える」と表現する。

 【松島】中2の冬に最初に会った時、お尻の上がった骨格、筋肉の付き方と走り方が魅力的でした。中3の夏合宿で再会すると独特のステップをしていました。相手の動き出しに合わせて反対側に切ってくる。しかもそれを続けられる。反応するけど置いていかれちゃう。クセが強いんです。

 普通、ステップするときは視線や足先が動いても体の軸はブレないんですが、彼は棒で動くイメージ。上体を倒したり腰が左右して、こっちに行くのかな?と思わせてからの切り返しがすごい。大股なのに軸を見ていても止められない。僕がやったら足首くじきそう。ギリギリ気付いて追いついても、うまいし強いからかわされてしまう。1対1で真正面からタックル食らうことが少ないのは、間合いを体が分かっているのと、ズラすうまさがあるからでしょう。トップリーグで対戦した時は動きを読み切って止めましたけどね(笑い)。

  初速すご過ぎ 【福岡】中3の冬に初対戦した時から、速いなと感じました。高1の終わりに再び対戦した時、次元が違うスピードになってました。分析の段階でヤバいなと思ってましたが、スッと消えたんです。ボールを受け取ったところは視界の端に捉えてたのに、次の瞬間には抜かれていた。初速がすご過ぎて触れもしませんでした。

 よーいドン、では負けないので相手を止めて勝負するタイプ。松島ほど相手を動かす必要がなく抜けられます。止まってパスを受けることが多いけど、初速に自信があるからできること。20~30メートルの距離で勝負したら世界でも負けないでしょう。大型でパワフルなウィングが主流になっていますが、彼ほどの怖さはないですね。

 スコットランド戦の後半2分、堅樹がセンターライン上で相手ボールをもぎ取って独走トライしたシーンは、予想外でただただ感動しました。2人の力を世界に見せてほしい、という思いで応援してます。

 ◆竹中 祥(たけなか・しょう)1992年8月12日、宮崎市生まれ。27歳。NEC所属のウィング。東京・立川四中時代にラグビーの傍ら、陸上100メートルで全国大会出場。神奈川・桐蔭学園高3年時の全国大会で松島、SO小倉順平(現NTTコム)らと戦い、東福岡と両校優勝。筑波大2年時の2012年に日本代表候補に呼ばれ、同6月の仏バーバリアンズ戦で80メートル独走トライを決めた。176センチ、97キロ。

最終更新:11/4(月) 16:15
スポーツ報知

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