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国内シェア50%超~あのユニクロも頼る会社

10/19(土) 17:03配信

テレ東プラス

ユニクロは常にトレンドのジーンズを揃え、これまで100種類以上を販売、大ヒットを連発してきた。そんなユニクロのジーンズには欠かすことのできない企業の存在がある。

その名前は、売り場にも堂々と掲げられている。「日本が世界に誇るカイハラ社のコットン」。コアなジーンズ通の間では有名な会社だ。

ユニクロのジーンズのポケットの裏側には「FABRIC BY KAIHARA」、カイハラの生地だとわざわざ明記されている。23の国と地域で展開するユニクロのジーンズ開発のトップ、松原正明さんは「カイハラさんの圧倒的な品質や技術は僕たちに欠かせないものです。特に染色の技術が素晴らしくて、カイハラさんだと味が出てくるんです」と語る。

世界最大手、アメリカのリーバイスもカイハラの取引先だ。リーバイスはジーンズの王道中の王道、501の歴代復刻モデルを蘇らせており、その生地にカイハラが使われている。

来日中のリーバイスのデザイナー、ポール・オニールさん(LVCディレクター)は、「10年ほど前にカイハラの生地を使って1960年代のモデルを作ったことがあって、その色落ちが綺麗でとても気に入っていました。だから今回のシリーズは、真っ先にカイハラを、と思ったんです」と言う。

さらに国内最大手のエドウインもカイハラの取引先。カイハラは量販メーカーから世界のハイブランドまで、300を超えるブランドにデニムを提供している。国内シェアは実に50%以上。つまり2本に1本はカイハラなのだ。

その実力は知れわたり、ファッション雑誌にも頻繁に登場。『Pen+メイド・イン・ジャパンを世界へ!』では「世界が賞賛する、カイハラデニム」という見出しに始まって、30ページも割いていた。BtoB企業なのに、ここまで名声を集めている。

広島県福山市の中心街から車を走らせること1時間。田んぼに囲まれたのどかな景色の中にカイハラの本社はある。創業は1893年。明治の半ばから126年続く老舗企業だ。

さすがデニム生地のメーカーだけあって、社員は下から上まで、思い思いのデニムで働いている。カイハラ会長・貝原良治(76)のこの日のジーンズは「和紙で作ったジーンズです。軽くて夏は清々しい。バーゲンで安くなっていたので買っちゃった」とか。

ジーンズの似合う著名人に贈られる「ベストジーニスト賞」に、貝原はプレゼンターとして登場したことも。ちなみに2014年、表彰した相手は小池栄子だった。

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最終更新:10/22(火) 12:18
テレ東プラス

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