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リンゴの皮に発毛効果!? 専門家注目の成分を解説!

10/19(土) 17:10配信

TOKYO FM+

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。10月12日(土)放送のテーマは「リンゴ」。今回は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の庄司俊彦さんに「リンゴに含まれる成分の効果」について伺いました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年10月12日(土)放送より)

── リンゴって体に良いんですか?

病み上がりにすりおろしたリンゴを食べる習慣は世界的にあります。それくらい昔から体に良いと思われてきたのでしょう。でも実は、いわゆる栄養成分としてはそこまで特徴的ではありません。食物繊維が豊富なのでお腹の調子を整える効果はそれなりにありますし、カリウムも多めなので血圧を下げるとも言われますね。

しかし今、我々が注目しているのは「プロシアニジン」というポリフェノールの一種です。リンゴの皮の部分に多く含まれているのですが、動脈硬化や生活習慣病の予防にリンゴの摂取が関わっているのではないかと考えられています。さらにおもしろいところでは、プロシアニジンを頭に塗ると毛が生えてくるという報告もあります。その研究によると「リアップ」の「ミノキシジル」と同じくらいの効果があるようです。

── えっ!? 「リアップ」と同じくらいの効果なんですか?

残念ながらリンゴそのままではなく、その成分を抽出して使えばという話です(笑)。こういう研究は20年近く前からおこなってきていますが、なかなか広まらないのが悩みどころですね。フランスではすりおろしたリンゴを「inゼリー」のように吸う商品も人気で、日常的にリンゴを摂取しているのですが。

たとえば、リンゴ1個分のプロシアニジンを12週間、毎日摂取すると内臓脂肪がどう変わるかという試験のデータを見てみましょう。特に食事制限をしなくても、CTスキャンで内臓脂肪の面積を測ると、ちゃんと内臓脂肪が減っていることがわかります。もちろんプラセボの偽薬を摂取した人と比較したうえでの話です。別の試験では、血糖値の上昇を抑制する効果も認められています。

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最終更新:10/19(土) 17:10
TOKYO FM+

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