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ソフトバンク工藤監督、初戦必勝だ 過去3戦負けなし

10/19(土) 8:06配信

西日本スポーツ

■きょうから日本S

 先制パンチで日本一だ! 福岡ソフトバンクの工藤公康監督(56)が18日、3年連続の日本シリーズ制覇をあらためて強く誓った。19年ぶりとなる巨人との頂上決戦は、2011年の第7戦から昨年まで12連勝中のヤフオクドームで19日に開幕。圧倒的な地の利に加えて、指揮官にとってシリーズ第1戦は過去3度負けなしと好データがそろう。大事な初戦を制して勢いに乗り、セ王者を撃破し日本一の頂に立つ。

【表】ホークス第1戦予想スタメン

 巨人のユニホームに身を包み第1戦の先発マウンドに登った「ON決戦」から、19年が経過した。頂上決戦を翌日に控えた18日の前日会見。工藤監督はやや緊張した表情で、運命をかみしめた。「あの時はジャイアンツの人間として勝つことができましたけど、今回はホークスの監督として、ジャイアンツに勝ちたい」。自らに課された宿命とばかりに、今度は巨人を撃破しホークスを日本一へ導くことを力強く誓った。

 リーグは2位に終わりながら、2年連続の「下克上」でこの舞台に進んだ。相手はセ・リーグ王者。「投打ともに本当にバランスの取れたチーム」と、簡単には倒せる相手ではないことも十分に分かっている。それだけに、データも味方にまずは先制パンチを浴びせるつもりだ。指揮官として4度目の頂上決戦だが、過去3度は初戦で負けなし(2勝1分け)。「非常に大きいと思います」と、選手としても最多タイの14度出場経験があるシリーズの初戦が持つ意味も理解しているだけに、是が非でも第1戦を制しにいく。

 地の利も生かす。広島と戦った昨季は敵地マツダスタジアムで開幕したが、今年は本拠地からのスタート。チームは中日と戦った2011年の第7戦から、昨季までヤフオクドームで戦った日本シリーズは12連勝中だ。「ここから始められるのは、落ち着いて試合ができるし大きい」。本拠地の大声援も味方につけ、一気の連勝発進ともなれば、日本一はグッと近づく。

 チームの福岡移転後、セ6球団のうち日本シリーズで勝っていない相手は巨人だけだ。さらには王会長にとっては、古巣の巨人を倒しての日本一は悲願中の悲願。指揮官は「(王会長は)本当に楽しみにしていただいていると思う。素晴らしい野球をお見せすることが何よりも大事だし、当然やるからには勝ちたい」と、絶対に王会長を心から喜ばせる覚悟だ。

 前日練習開始前には円陣の中央に立ち、ナインに「泣いても笑ってもあと7試合。悔いのないよう、あと四つ勝って終われるよう頑張ろう」と、熱く訓示した。日本中が注目する「ON」以来の決戦を制し、工藤監督が3年連続日本一の頂に立つ。 (倉成孝史)

西日本スポーツ

最終更新:10/19(土) 8:55
西日本スポーツ

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