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働き方改革で家事分担も変わる?妻が抱く不公平感

10/19(土) 22:05配信

All About

◆妻が溜めこむ家事ストレス……不満の原因は夫婦間の「不公平感」

夫婦の愛情と平和をかき乱す原因……その筆頭に挙げられるのが毎日の「家事」。たとえば妻側に次のような不満があると、夫婦げんかの種が絶えなくなりがちです。

「共働きなのに、なぜ私だけこんなに家事をやらないといけないの?」
「どうして洋服をたたむのが雑なの? 掃除機のかけ方が雑なの?」
「なぜごみを捨ててくれないの? 玄関掃除もしたことがないし……」
「排水口もトイレも。汚いところの掃除は、私ばっかり!」
「家事がこんなに溜まってるのに、自分だけのんびりして! どうして気づかないの?」

毎日の家事へのストレスが積み重なっていくと、新婚当初に盛り上がっていたパートナーへの愛情は急速に冷えていってしまうもの。

なぜなら人間は、自分の“インプット(投入)とアウトカム(報酬)”が他者のそれと等しいかどうかを計算し、公平になるように行動する生き物だからです。

これを心理学では「公平理論」と呼びますが、家事にまつわる夫婦間の不満もこの理論によって理解すると、分かりやすくなります。

◆男女で家事への意識や感性、スキルに差がある原因は?

公平理論を説明する前に、「なぜ女性は男性より家事ストレスを溜めやすいのか」について少し考えてみましょう。

個人差はありますが、一般的に女性は男性より「家事」への関心が高く、家庭内の細々としたことに気づきやすい特性があります。それには、個性や養育環境、文化が影響しています。

たとえば、女の子は幼い頃から「シルバニアファミリー」や「リカちゃんハウス」などの“おうち遊び”に親しみやすく、遊びを通じて家事のやり方や家庭の切り盛りへの関心を深めていくことが多い傾向があります。

そして、母親も「女の子だからちゃんと家事ができるようにしてあげたい」という意識で、家事を教えていくことが多いようです。

これに対し、男の子はどうでしょうか? 男の子も幼児前期には女の子同様、“お母さん的なもの”への愛着が強いため、ままごとにも関心を持ちます。

しかし、その関心は成長と共に薄れ、戦隊ものなどの戦いごっこやゲーム、虫や鉱物、鉄道、車など、家事・家庭とは少し違った遊びや物事に関心を向けていく傾向が多いものです。

そして親も息子のこうした個性を理解すると、無理に家事を教えようとは思わなくなり、家事の力を磨く機会は減っていきます。

繰り返しますが、もちろんいずれの場合でも個人差はあります。しかし大きな傾向として、このような背景があることは無視できないことでしょう。

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最終更新:10/19(土) 22:05
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