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評価額200億円超、風力の仮想通貨マイニングにピーター・ティールも出資

10/19(土) 8:00配信

CoinDesk Japan

ある企業が、「ビットコイン(bitcoin)はあまりにも多くのエネルギーを浪費する」という議論に自社の事業計画を真っ向からぶつけ、それによって3000万ドル(約32億円)を調達した。

レイヤーワン(Layer1)の共同創業者でCEOのアレクサンデル・リーグル(Alexander Liegl)氏によると、同社は来年早々、風力発電により電力供給を行うビットコインマイニング装置を西テキサスに導入する計画だ。同社は評価額2億ドル(214億円)で総額5000万ドル(約54億円)を調達するという。

同社はこれまでのところ、シリーズAの資金調達で、ピーター・ティール(Peter Thiel)氏、シャスタ・ベンチャーズ(Shasta Ventures)、その他同社が公表を控えた仮想通貨投資家達から資金を調達している。このラウンドは、前回の210万ドル(約2億2,500万円)のシードラウンドに続くものである。前回のラウンドにもティール氏は参加しており、またデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)も含まれていた。

リーグル氏は、ビットコインネットワークに電力を供給することを無駄とする大前提に疑問を投げかけた。

「ビットコインは我々が信じている唯一のものであり、金融システムを破壊し得るものだと考えている」と述べ、こう付け加えた。

「我々は、ビットコインマイニングネットワークに向けられた電力は、間違いなく社会にとって差し引きでプラスになると考えている」

同社は垂直統合されており、米国で自社独自のビットコインマイニング施設を運営し、自社で設計・建設したマイニング装置を使用し、独自の電力調達を行う計画である。

「我々は既にテキサス州に変電所と土地財産を保有している」とリーグル氏は説明した。「我々は独自の発電所に至るまで全てを所有していますが、それは検討すべき課題ともなっています」

同社にはハードウェアとマイニングの経験を持つ共同創業者がおり、彼らはアメリカでのマイニングを再び収益化する洗練された戦略を実行できると信じている。

「我々は過去7年間をマイニング1.0と考えている」とリーグル氏は述べた。そこでは、企業は、誰が最も多くの資本を投入できるかという競争しているに過ぎなかった。そして同氏はこう付け加えた。

「今後、市場は運営コストのゲームに移行していく」

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最終更新:10/19(土) 8:00
CoinDesk Japan

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