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沖縄特産品運ぶ貨物室も公開 特集・JAL A350-900 JA03XJ(2)

10/20(日) 12:18配信

Aviation Wire

 9月1日に羽田-福岡線に就航した日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機。冬ダイヤ初日の10月27日から羽田-札幌線、2020年2月1日からは3路線目の羽田-那覇線に就航する。台風19号が上陸する直前の12日には2号機(登録記号JA02XJ)が就航し、受領済みの3機がすべて定期便に投入された。

【JALのA350貨物室】

 JALのA350-900は初号機から3号機までが特別塗装機で、機体後部にA350のロゴを大きく描き、初号機は“挑戦”を示す「レッド」、2号機は“革新”の「シルバー」、3号機は“エコ”の「グリーン」を採用した。翼端はいずれもJALのシンボルカラーである赤を配した。エンジンは、英ロールス・ロイスがA350に独占供給するトレントXWBを搭載する。

 那覇に初飛来したのは3号機(登録記号JA03XJ)。エンジンカウルには、2030年達成を中期経営計画で掲げるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)のロゴが、同機のみ描かれている。3号機を報道関係者に公開するのは、今回が初めて。

 3号機は、9月21日にエアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズから羽田へ到着。商業運航は、10月7日の羽田発福岡行きJL303便が初投入となった。那覇へは、空港の施設確認や関係者へのお披露目で飛来した。

 A350-900の座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席、クラスJが94席、普通席が263席。置き換え対象となるボーイング777-200型機(3クラス375席:ファースト14席、クラスJ 82席、普通席279席)と比べると、ファーストは2席減、クラスJは12席増、普通席が16席減となり、全体では6席減った。那覇線や夏の札幌線など観光需要が多い路線には369席仕様のほか、普通席が多い391席仕様機の投入も計画している。

 那覇では沖縄県内の貨物関係者向けに貨物室も公開。A350-900の貨物室搭載量は、前方が7万4000ポンド(3万3565キログラム)、後方が5万1160ポンド(2万3205キログラム)、バルクが3307ポンド(1,500キログラム)となる。現行の777-200は前方6万7500ポンド(3万617キログラム)、後方4万9000ポンド(2万2226キログラム)、バルク9000ポンド(4082キログラム)で、A350-900は777-200と比べて前方は9.6%、後方は4.4%搭載量が増える一方で、バルクは63.3%減っている。

 787-8や787-9のバルクは6030ポンド(2735キログラム)で、A350は787と比べても45.2%減っており、貨物室の設計思想がこれまでと異なっている。

*写真は28枚(写真下に当日の運航実績掲載)。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:10/20(日) 12:18
Aviation Wire

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