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久保建英、レアル斬り レンタル元から大金星

10/21(月) 6:06配信

スポーツ報知

◆リーガ・エスパニョーラ第9節 マジョルカ1―0Rマドリッド(19日)

 【パルマデマジョルカ(スペイン)19日=豊福晋】日本代表MF久保建英(18)のマジョルカが、ホームでRマドリードを1―0で破る大金星を挙げた。久保は1点リードの後半14分から右MFで出場。攻撃の回数は数えるほどだったが、献身的な守備で勝利に貢献。期限付き移籍元の相手に、存在をアピールした。

【写真】レアルの猛攻に守備に追われるシーンも

 試合終了を告げる笛が鳴ると、久保は小さく手を叩き、チームメートと抱き合って喜びを分かち合った。この試合まで無敗で首位だった“白い巨人”を相手に大金星。自身はインパクトを与えることはできなかったが、貴重な体験を味わった。

 ピッチに立つ際におなじみとなった「クーボ! クーボ!」のコールの中、後半14分から右MFで出場。1点リードしていたこともあり、守勢に回る展開となったが、同23分には味方との連係で左サイドを崩してCKを獲得。守備では、同36分に中盤でコロンビア代表MFハメスロドリゲスからボールを奪うなど最後まで集中力を切らさず、チームの逃げ切りに貢献した。

 ただ久保自身は完全燃焼したとは言いがたい。18日付の同国大手スポーツ紙「マルカ」のインタビューの中で「レアル戦ではなぜカスティージャ(Bチーム)に残らずに、マジョルカに来たのかを証明しないといけない」と答えるなど、この試合にかける思いは強かった。だが日本代表の遠征から16日に戻ってきたばかりでコンディション面が万全ではなかったことから、この日はベンチスタート。味方と連係が合わず、パスカットされる場面も目立った。同紙の採点でも1つ星(3つ星が最高)にとどまった。

 それでもチーム内での評価は高まっている。ビセンテ・モレノ監督(44)が1点リードの中で投入したのは、攻撃だけでなく、守備でも信頼を得た証し。Rマドリードのジダン監督(47)も試合前会見で「彼の映像はチェックしているし、いいプレーをしているのはいいこと。私にとっても喜ばしいことだ」と目を細めた。目に見えた結果こそ出ていないが、世界最高峰の舞台で着実に成長を遂げている。

最終更新:10/23(水) 8:37
スポーツ報知

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