20日、世界の強豪8カ国が集結した「車いすラグビーワールドチャレンジ」は最終日を迎えた。昨年の世界選手権覇者で現在世界ランキング2位の日本は、3位決定戦で同4位のイギリスと対戦。第1ピリオドで1点をリードすると、最後は5点差に広げ、54-49と今大会を勝利で終えた。
「今日、選手たちは持っているすべての力を出して戦ってくれた。日本は実力を発揮すれば、どのチームにも勝てる力を持っている。今日はそれができたゲームだったと思う」
試合後、ケビン・オアーHCはそう言って、選手たちを称えた。
前日の準決勝ではオーストラリアに1点差で敗れ、金メダルを逃したことに悔しさをにじませていた日本。だからこそ、この試合は勝つことが使命となっていた。その強い気持ちは、第1ピリオドからコート上で表れていた。
ティップオフを制し、敵陣に攻め込んだ日本。キーエリアで待つ池透暢に池崎大輔がパスをした。しかし、これが相手にカットされ、最終的には池の手に触れたボールはコート外へ。ターンオーバーでイギリスボールとなってしまう。
この試合開始早々のミスに、流れがイギリスへと傾くかに思われた。しかし、すぐに気持ちを切り替えての日本の好守備に、イギリスはパスコースが見出せずに時間が経過。無理にコート上にロングパスを投じるも、味方がボールに触れる前に10秒が経過し、ペナルティに。これで再び日本ボールとなり、試合は振り出しに戻るかたちとなった。
その直後、池崎がこの試合の初トライを決めると、すぐに日本は守備に転じ、厳しいプレッシャーをかけた。この日本の好守備に、イギリスは12秒以内にハーフラインを越えることができず、再び日本ボールに。池崎が2つ目のトライを決めて、早くも2点のリードを奪った。
ミスを引きずることなく、コート上の4人全員が気持ちを切り替えて献身的な守備で嫌な流れを払拭した日本。勝利への執念が相手のミスを誘い、流れを引き寄せる要因となっているように感じられた。
最終更新:2019/10/20(日) 22:41
カンパラプレス





























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