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なぜ巨石が水面に浮くのか? なぜ震災を予言できたのか?「日本三奇」の「石の宝殿」「四口の神釜」を訪ねる

10/20(日) 20:41配信

テレ東プラス

古くから言い伝えられる不思議スポット、「日本三奇」をご存知だろうか。もともとは江戸時代の医者・橘南谿が、自著の中で「3つの奇跡」と紹介したのが始まりで、たとえば高千穂峰の山頂に突き刺さる「天の逆鉾」もその1つ。ここでは、由緒ある古い神社に残された、他の2つの「奇」をご紹介したい。

宙に浮く奇妙な石造物「石の宝殿」

まず訪れたのは、兵庫県高砂市にある生石神社だ。竜山石の産地として古くから栄えた、竜山の中腹あたりに鎮座するこの神社は、3世紀頃の創建と伝えられる長い歴史を持っている。

ここに、世にも珍しい御神体が祀られている。国の史跡に指定される、「石の宝殿」である。「石の宝殿」は直方体をなす石造物で、寸法は横6.4メートル、高さ5.7メートル、奥行7.2メートルという巨大なもの。

これが「日本三奇」の1つに数えられるのは、一見すると、宙に浮いているように見えるからだ。

かがみ込んで覗き込んでみると、水が張られた溜池の上に、まるで浮かぶように設置されているのがわかるだろう。おそらくは底面の中央部に台座が設けられているのではないかと想像するが、からくりはわからない。その異様さから、「石の宝殿」には「浮石」という別称が付けられている。

ちなみにこの溜池は、水路が通じているわけでもないのに干ばつの際でもなぜか水位が変わらないというから、謎は深まるばかり。そもそもこの「石の宝殿」は、いつ誰が、何のために造ったものなのだろう?

できるかぎりの記録をひもとくと、8世紀に編纂された『播磨国風土記』の中に早くも「石の宝殿」に関する記述が発見できる。当時は「大石」と呼ばれ、聖徳太子の時代に豪族・物部守屋が造ったものと紹介されているが、この説に懐疑的な学者も多い。今のところ、真相は藪の中だ。

多くの謎を擁したまま、今も水面に浮かぶ「石の宝殿」。その異景ぶりと醸し出る不思議なありがたみは、御神体として十分な趣がある。ぜひ一度、参拝に訪れてみてはいかがだろうか。

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最終更新:10/20(日) 20:41
テレ東プラス

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