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開幕6連敗の三遠ネオフェニックス 主力3人不在も奮闘…指揮官「最初から最後まで一番戦えた」

10/20(日) 11:52配信

中日スポーツ

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は19日、各地で第4節第1戦の9試合を行い、中地区の三遠ネオフェニックスは浜松市の浜松アリーナで東地区のサンロッカーズ渋谷と対戦し、72-87で敗れた。三遠は、浜松での開幕戦を白星で飾れず、B1で唯一の開幕6連敗となった。一方、渋谷は4戦全勝。

 開幕から勝利に見放されている三遠がさらなる逆風にさらされた。主将の鈴木達也、川嶋勇人に続き、今季新加入のデビン・イーバンクスもコンディション不良で欠場。主力選手3人が不在で、ベンチ入りの10人がフル稼働して戦うことになったが、それでも序盤から互角の勝負を繰り広げた。

 司令塔の寺園脩斗、3試合ぶりの出場となったカイル・バローンを中心に気迫あふれる戦いを続け、相手の伊佐ヘッドコーチも「試合を通して、エナジーレベルは向こうの方が上だった」と振り返ったほど。これまで出場時間は少なかった岡田慎吾、菅野翔太も奮闘し、好調の渋谷に食らいついていった。第2Qでは2度同点に追いつき、開幕戦のアリーナを沸かせた。

 しかし、勝負どころの第3Qで攻守のミスが目立った。渋谷の激しいディフェンスに歯車が狂い始め、ターンオーバーを連発。要所で3ポイントシュートをことごとく決められ、徐々に引き離されていった。第4Qでも粘りを見せたが反撃は及ばず、試合をひっくり返すことはできなかった。

 勝利こそ奪えなかったが、ゲーム内容は決して悪くなかった。ブライアン・ロウサムヘッドコーチは試合後、詰めかけたファンに「みなさんに勝ちをプレゼントするために、本当に選手たちは激しく戦ってくれた。その姿を見られたことを誇りに思います」と力強く語った。試合後、指揮官に現在のチーム状況などを聞いた。(19日の記者会見で)

-試合の総括を
ロウサムHC「負けはしたんですけれど、過去の5戦、きょうを含んだ6戦を振り返ると、一番チームとして最初から最後まで戦えた、いいゲームをしたんじゃないかと思います。オフェンスでもディフェンスでも、チームとしてみんなが協力して戦い抜けた、いいゲームだったと思っています」

-前半はいい展開だったが、勝負どころの第3Qに少しミスが多いように感じたが
「3Qで特に何が起きたかというと、言われた通り、ターンオーバーです。ちょっとミスが目立って、向こうのプレッシャーが上がった。その中でもシュートまでいったときに、イージーなミスショットが何本かあって、それを相手にトランジションに持っていかれるというシーンが目立ったと思います。そこで持っていかれたかなというクオーターでした」

-明日に向けての修正ポイントは
「もちろん今日と同じ、それ以上の努力、そしてエナジーを持って入っていけるように、そしてチームとして戦うことがまず大事。その中で一番注意しなければいけないのがターンオーバーです。きょうは17回しているが、そこを10回に抑えるだけでも試合が全然変わってくると思っています。そこだけは選手たちに共有していきたいと思っています」

-鈴木、川嶋、イーバンクスの主力3人が不在の状況だが
「その3人が今、試合に出ていないというのは、自分たちにとって大きなピースが欠けているということ。このBリーグで、スターティングの3人がいないというのは、どのチームにとってもつらいことだが、今は自分たちがその状況にいるということ。だけれど、ポジティブな面で言えば、きょうは本当にベンチの選手たちが本当に頑張って活躍してくれた。その活躍が今後、彼らの自信にもなってくる。長いシーズンでは何が起きるか分からないので、一人ひとりの活躍、そして自信を持ったプレーが必要になってくると思っています。なので、きょうはいいところも見られたと思っています」

-良かった選手を挙げると
「誰をってチョイスするのは難しいが、特に寺園選手、岡田選手、菅野選手、バローン選手の4人の選手。寺園選手はいつもスタートですけれど、バローン選手は(直近の)3試合に出ていない中で、きょうはいいパフォーマンスをしてくれた。本当にその3人はベンチからステップアップしてくれたのではないかと思います」

最終更新:10/20(日) 11:52
中日スポーツ

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