ここから本文です

大型ディーゼル・サルーンの実力は アウディS7 vs メルセデスCLS 400d vs アルピナD5 S 後編

10/20(日) 9:50配信

AUTOCAR JAPAN

トータルの出来栄えはアルピナの勝利

結局のところ、両者ともに非常に表現力が豊かであり、そのトルクのおかげで快適に走ることができる。速さ、実用性、効率性を考えると、パワフルなディーゼルの4ドアの存在意義は揺らがないように思える。何をいまさらと思うかもしれないが、その通りなのだ。

しかしもうひとつ再認識したのは、アルピナがこの類のクルマ作りに長けているということだ。ステアリングフィールはメルセデスに及ばず、アウディのような回頭性があるわけでもない。

しかしそのステアリングは適切な重さで、ボディコントロールもS7に十分比肩するものだ。しかもそのサスペンションはよりエレガントに動くのである。ハードな走りも正確にこなし、グリップの限界まで使い切ることができる。

今回の3台ともに素晴らしい出来栄えではあるが、特に抜きん出た1台があるわけでもない。強いていえばアルピナは特にその特性を説得力ある形で表現できているといったところだろうか。エンジンの特性もリニアで洗練されており、今回の勝者はアルピナとしたい。

AUTOCAR JAPAN

2/2ページ

最終更新:10/20(日) 9:50
AUTOCAR JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事