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コンパクトフルサイズミラーレス一眼「SIGMA fp」ハンズオン:持ち運びのしやすさに対して画質良すぎ

10/21(月) 12:30配信

ギズモード・ジャパン

とにかく言いたいのは「完成度は高い」ということです。

交換レンズや独自のセンサー Foveonで有名な株式会社シグマから10月25日に発売されるコンパクトなフルサイズミラーレス「SIGMA fp」を触ってきました。コンパクトというか、現状フルサイズセンサーを搭載したレンズ交換式ミラーレスとしては最小・最軽量です。

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SIGMA fpは非常に独特なコンセプトをもった製品で、発表時には大いに話題になりました。

・35mmフルサイズ裏面照射型ベイヤーCMOSセンサーを採用(有効画素数2460万)

・サイズが既存のフルサイズミラーレスより一回りほど小さい

・重量も50g以上軽い

・その代わりファインダーやグリップなどがない

・もし必要なら拡張アクセサリとして取り付ける

小型軽量なフルサイズ“以外の部分”をそぎ落としたカメラ、とでも言えましょう。「必要な機能があればアクセサリで補ってね」ということであり、自分好みにカスタムできるということでもあります。

「必要な性能までそぎ落としちゃってない?」なんてちょっといじわるな目線で使っていたのですが、実によくできていると感じました。お財布がピンチを迎えそうです。

キットレンズをつけると「フルサイズ・スナップシューター」に

今回は、キットレンズとなる45mm F2.8 DG DN | Contemporaryをつけてスチール中心に使ってみました。使用感は良好。AFは爆速ではありませんが、十分に高速。全体的にレスポンスがよく、さくさく撮れて気持ちがいいです。既存の製品より小型化してきたということで、熱がこもりやすく動作不安定になったりするのでは…と思っていたのですが、連写したり動画を撮ったりしても発熱はすれども動作は安定していました。非常にしっかりした作りです。

基本的な性能で問題がないとなると、既存のフルサイズミラーレス一眼よりも一回り小さいというところが輝きます。ふだん使いのカバンに潜ませておき、適宜取り出して撮影、なんてことがやりやすいです。持ち歩いてると、移動中に一瞬だけ足をとめて撮影を自然にやっちゃう。キットレンズとの組み合わせだとすんごい気安いカメラになりますね。リコーのコンデジ GR IIIのフルサイズ版みたいな印象です(GR IIIもファインダーないですけどめちゃくちゃ撮れるカメラですし)。

さすがにコンデジほどの携帯性ではありませんが、出てくる写真がこんな感じなんですよね。

持ち運びのしやすさに対して画質が良すぎる。必要十分以上の精細感・質感・解像感です。フルサイズという特権を雑に行使できてしまうというのは、非常に贅沢な体験だと言えるでしょう。

しかも、レンズを交換したりアクセサリで機能拡張することでSIGMA fpはその性格を大きく変えると思われます。ここまで述べてきたことはSIGMA fpの一側面に過ぎず、まだまだ別の可能性を秘めています(グリップの位置を変えて縦持ち専用機に変えるとか楽しそう)。シグマは今後、SIGMA fp向けのレンズを開発していくとのこと。現状、底が見えないカメラだと思います。

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最終更新:10/21(月) 12:30
ギズモード・ジャパン

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