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「信用調査をしたい」とスマホ購入指示 最新機種4台をだまし取られる 融資保証金詐欺発生

10/21(月) 9:59配信

琉球新報

 インターネットを通じて申し込んだ融資を受けるには「信用調査」が必要と称して、携帯電話(スマートフォン)を購入させてだまし取る手口の「融資保証金詐欺」被害が沖縄県内で確認されている。30代の息子が約60万円の被害に遭った60代の父親=本島中部=が20日までに、琉球新報の取材に詐欺の手口などを語った。父親は「だまし取られた電話は特殊詐欺で使われているかもしれない。同じ被害に遭わないように警鐘を鳴らしたい」と話している。


 父親によると、数十万円の借金があった息子は借り換えのためインターネットの「来店不要」「審査一切必要なし」とうたうサイトに融資を申し込んだ。すると男から「信用調査をしたい」と電話があった。最新機種のスマホを購入し通信契約を結ぶよう指示され、県内の店舗で約60万円を払って4台を購入。代金は返金するとの約束で、スマホを東京都の住所に着払いで送ったが返金はなく、ようやく詐欺と気づいた。

 息子が申し込んだサイトは運営会社の電話番号や代表者の氏名、貸金業の登録番号も記載されていなかった。記者は男の番号に発信したが、何度掛けても通話中でつながらなかった。

 県内では9月に名護署管内で、80代の男性が携帯電話を送ろうとして運送会社を訪ねたが、従業員が詐欺に気づいて被害を未然に防いだ事案があった。

 父親は県警に相談し、息子に被害届を提出するよう促したが、息子は提出を渋っているという。父親は「だまされた方も悪いが、だました方はもっと悪い。警察はもっと積極的に動いて詐欺被害を防いでほしい」と話した。
 (梅田正覚)

琉球新報社

最終更新:10/21(月) 9:59
琉球新報

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