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「大家好」(ダージャーハオ)と中国語であいさつした安倍総理 中国SNSでのイメージチェンジは...

10/24(木) 7:00配信

withnews

10月1日にあった中国建国70周年を祝う建国記念日では、盛大なパレードなどが披露されました。一方、現地のSNSユーザーの間では、日本から届いた「中国語のあいさつ」が話題になっていました。「大家好(ダージャーハオ)」から始まるあいさつの主は安倍晋三首相。ネットユーザーからは厳しい声が飛ぶかと思いきや、意外な反応も……。建国記念日に起きた安倍首相のあいさつを巡る反応から、経済大国となった中国人の変化について考えます。

【画像】安倍首相が中国のホテルに残した「感謝」の色紙 現地で称賛の声 SNSイメージチェンジの予兆

あいさつの内容 中国語の発音

9月27日、中国版ツイッター微博にある「人民日報」のアカウントが、「安倍晋三首相が新中国建国70周年に祝賀し、中国語で『こんにちは』と話した」というタイトルで、あいさつのビデオを中国語字幕付きで公開しました。

投稿は6000回以上転送され、1万5千近くのコメント、35万を超える「いいね」が集まりました。さらに、「#安倍晋三用中文向大家問好(安倍晋三氏が中国語であいさつした)」が微博の中で話題になり、そのトピックを閲覧した数は2.1億を超えました。

話題になったビデオのあいさつは、中国語からスタートしました。

「大家好(ダージャーハオ)。皆さんこんばんは。安倍晋三です。中華人民共和国が建国70周年を迎えられたことに対し、日本国政府および日本国民を代表し、心から祝意を表します」

そして、今年は日本が平成から令和という新たな時代を迎えたことを紹介し、両国にとって記念すべき年だと強調しました。

来年春に中国の習近平国家主席が国賓として日本に訪問することになり、日中両国の新しい関係作りに前向きな姿勢を示した安倍総理。あいさつの最後は、日中関係の更なる発展を祈り、中国語の「謝謝」(シェシェ)で締めくくりました。

ちなみに安倍首相の発音ですが、「大家好」の「四声」にやや力を入れすぎた部分もありましたが、十分、意味は通じるレベルで、きれいな発音でした。

ネットユーザーの意見

安倍首相のあいさつには、過去の日中関係の記憶から、やはり批判的な声が寄せられる一方、これまであまり見られなかった反応も見られました。

批判的な声としては、歴史問題など過去の両国の関係を踏まえたものが目立ちました。

「あなたさえ問題を起こさなければ、中日関係がよくなれるよ」

「パフォーマンスにすぎない。裏には何かを企んでいるだろう」

「安倍総理は歴史問題を認めるべきだ」

「日本人があまり好きでない。警戒しないといけない」

そんな中、新鮮に映ったのが、あいさつを冷静に受け止める声もあったことです。

「友好は敵対よりずっとましだ」

「過去の歴史は忘れがたいが、両国の関係を理性的に処理しないといけない」

「今年春節の時に、安倍総理は中国語で新年あいさつをしてくれました。東京タワーも赤に染まりました。友好的な態度を示してくれました。一国のリーダーが私たちの言葉で祝福をしたことへの感謝は必要です。国と国との関係には『利益』が重要視されますが、私は平和を望みます」

「日本の政治家は好きでないが、日本文化は好きです。日本に旅行に行った際、多くのお年寄りと会い、やさしく接してくれました。私は日中の友好関係に楽観的です。」

また、日本で「爆買い」などと呼ばれる中国人観光客の存在が大きくなっていることを踏まえた、こんな投稿も……。

「安倍総理のメッセージの通訳は以下の通りです:中国のみなさん、すぐ国慶節の休日なので、日本に遊びにきてください。そしてたくさんショッピングしてください」

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最終更新:10/24(木) 13:33
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