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貴重な古文書被災 福大、福島県立美術館が支援 本宮市歴史民俗資料館

10/21(月) 10:52配信

福島民報

 台風19号に伴う水害で、本宮市歴史民俗資料館の古文書が被災した。明治時代から昭和時代初期までの地元有力者の台帳や学校関係の公文書が中心で、当時の世相や教育を知る貴重な資料という。資料館は、福島大や県立美術館などの応援を受けて復元作業を進めている。

 資料館の長谷川正副専門学芸員によると、建物一階部分が浸水し古文書の収蔵庫が水没した。ボランティアが近隣の市施設に運び出し、汚れの度合いに応じて分類した。資料の保存・復元の専門家によると、丁寧に水抜きと泥の除去、乾燥すれば復元できるという。

 福島大人間発達文化学類(日本史担当)の小松賢司准教授は「さまざまな台帳や公文書がある。宿場町として栄えた本宮の当時の営みや戦前戦後の教育を知る貴重な資料」と指摘。長谷川副専門学芸員は「応援の力を借りて、ぜひ復元させたい」と話している。

 県指定重要文化財の埴輪(はにわ)類も泥で汚れたが、洗浄すれば問題ないという。建物は一九二四(大正十三)年の建築で、市内最古の洋風建築物として親しまれている。

最終更新:10/21(月) 10:52
福島民報

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