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「ためになる!」「ありがたい!」避難所の体験マンガが伝えたこと スマホにジップロック、充電器の安心感

10/23(水) 7:00配信

withnews

バスタオルやスリッパ、ハンドジェルも役に立つ。でもイヤホンを持って行かなかったので、ネットラジオやテレビを聴けなかったのはつらかった……。東京都のイラストレーターつかはらゆきさんは、台風19号で初めて避難所に身を寄せて、その体験を漫画にしました。ツイッター上の自身のアカウント、ゆき姉(@yucky1313)から発信された投稿は、4万リツイートを記録。大きな反響から見えたのは「顔の見える発信」の強さでした。(朝日新聞記者・伊藤恵里奈)

【イラスト】バッグの防水、電源いらない暇つぶし……避難所を体験してわかった「あったらいいもの」一覧

「避難所に行くことに迷いを感じていました」

つかはらさんは、都内の多摩川沿いにある一軒家で1人で暮らしています。「築60年の2階建てです。多摩川のすぐ近くなので、川が氾濫(はんらん)してた場合、安全かどうか分からないなと普段から感じていました」という。

つかはらさんは静岡県育ち。幼い頃から南海トラフの巨大地震の発生を想定した防災教育を受け、いつも枕元に靴と懐中電灯を置くなど防災への意識がとても高かったそうです。

さらに防災への意識を強くしたのは、今年9月の台風15号でした。千葉の友人が被災し、断水や停電、支援物資の不足で困っているときき、「台風に備えるには、事前の準備と情報の入手が必要」と痛感したそうです。自治体のハザードマップや避難所の場所はすでに確認をしました。

台風19号が関東地方を襲った12日は、朝からスマホで台風の進路や海の満潮時刻、河川の水位をチェックしていました。「私は集団生活に慣れておらず、自宅を離れて避難所に行くことに迷いを感じていました」。ですが、その間にも雨風はどんどん強くなっていきます。

スマホで河川水位情報をみると、多摩川の水位は12日午前10時の段階で、前回の台風15号での最大水位付近に達していたそうです。「台風のピークまでまだ12時間もあるのに、もう危険水位に迫っている」。身に迫る危機を感じました。

「迷われている方は避難をしてください」。NHKのアナウンサーの毅然(きぜん)とした口調にも後押しされ、昼過ぎに避難を決意しました。

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最終更新:10/23(水) 7:00
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