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「ためになる!」「ありがたい!」避難所の体験マンガが伝えたこと スマホにジップロック、充電器の安心感

10/23(水) 7:00配信

withnews

「スマホをジップロック、正解でした」

ペットボトル2リットル分の水と500ミリリットル分のお茶やジュース、非常食、バスタオルや充電器などをリュックに入れて持ち出しました。避難所に指定された小学校は、自宅から1キロほど離れていました。

「近くの小学校は川が近いせいか、避難所に指定されていませんでした。傘をさせず、真っ直ぐ歩けないほど強い雨と風の中、スマホ上の地図だけを頼りに向かいました」

つかはらさんは普段お風呂でスマホをチェックするときに、ジップロックを使っています。

「その習慣があって、家を出る直前、スマホをジップロックに入れました。正解でした。荷物も自分もびしょぬれになりましたから。雨がひどくなる前に移動すればよかったと後悔しました」

避難が完了したのは、12日午後1時半ごろ。避難場先の体育館では、テープで区画が区切られ、すでに50人ほどが避難していました。職員からは毛布を1枚支給されました。2時間ほどで避難所は満杯になりました。

夕方に自治体が避難勧告を出すと、避難者が一気に増えました。

「私がいた避難所では、午後6時すぎに受け入れ待機者が170人になっていました」

学校の教室を開放しても足りず、近くに新たな避難所が増設されました。「ですが歩いて移動することが難しい高齢者や乳幼児連れの家族は、私がいた避難所の通路や廊下に避難してきました」。

つかはらさんの隣はもともと通路として空いていましたが、そこにも乳幼児連れの夫婦が身を寄せてきました。「500ミリリットルのペットボトル1本の水しか持ってきておらず、困っていた様子でした」。13日未明に台風は通過。ほぼ眠れぬ夜を過ごしたそうです。

充電器がくれた「安心」

つかはらさんは避難所にいるときから、iPad(アイパッド)を使って、避難するまでの心の迷いや正しい情報の入手方法、避難所に来て感じたことを漫画に描いていました。それを自身のツイッターアカウント(@yucky1313)に投稿すると、同じく眠れぬ夜を過ごしていた人たちに広く読まれました。その後、ネットやテレビのニュースでも紹介されました。

つかはらさんは「反響に驚いています。私自身、避難所に行く決心をするまでとても時間がかかりました。早めに避難する方がリスクが減ります。私の漫画が少しでも避難所にいくハードルが下がり、早めの情報収集や準備につながればと願っています」と語っています。

ツイートは、避難の時に必要な情報を集めるきっかけにもなりました。

リュックの防水については、ツイートを読んだ人からは「盲点だった!」という反応と同時に、ゴミ袋を内袋として使うアイデアも寄せられました。

また、つかはらさんが「5個用意した」という充電器については、実際に全部、使わなかったとしても「安心のために持っていた方がいい」という意見に共感が集まりました。

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最終更新:10/23(水) 7:00
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