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【ラグビーW杯】大きな可能性を見せてくれた試合

10/21(月) 16:46配信

東スポWeb

【ラグビー元日本代表・有賀剛のGO’s EYE】スタジアムで観戦した準々決勝で、日本は本当にレベルの高い試合を見せてくれた。

 前半は日本のプラン通りの試合運びだった。南アフリカは守備に自信を持っているので、まずはコンテストキック(相手と味方を競り合わせる)で崩したいとの意図があった。それに南アは外にスペースが空く守備をしてくるので、そこを突くという狙い。日本は何度もチャンスをつくったが、そこで決めきれなかったのは痛かった。

 後半に入ると、南アフリカに前半からかけられ続けたプレッシャーが効いてきた。日本は今までに感じたことのないような疲労を感じたのではないか。セットプレーが崩れて、モールからトライを奪われたのは、今まであまり代表では見たことがないシーンだった。

 田村(優=30、キヤノン)の途中交代(後半7分)も影響はあった。正キッカーが不在で攻撃のバリエーションが減った部分もあり、その穴は大きかったように映る。南アも日本を研究していて、開始早々(前半4分)にトライを奪われた場面では田村がウイングのポジションに入ったところを突かれた。相手を分析し、その実行力と精度の差で勝敗が分かれた。

 スコアは3―26という結果だが、点差ほど力の差はなかったように感じる。十分勝てる相手だったし、前半のチャンスをしっかりものにすれば展開も変わったのではないか。大きな可能性を見せてくれた試合だった。

最終更新:10/21(月) 16:48
東スポWeb

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