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「4G端末の方が安いと5Gは普及しない」「基地局整備は共同で」 4キャリアが5G戦略で議論

10/21(月) 7:41配信

ITmedia Mobile

 CEATEC 2019で開催された「5G Summit」では、4キャリアの社長や副社長が5Gへの取り組みを語った後に、4人を交えたトークセッションも行われた。基地局整備で強調する姿勢や、端末値引きについての話も出た。モデレーターはMM総研 代表取締役所長の関口和一氏が務めた。

トークセッションの様子

5Gで何が変わるのか?

 「5Gで生活の何が変わるか」と問われたNTTドコモの吉澤和弘社長は、「個人的には、リアルとバーチャルが融合する世界がさらに深まる感じがしている」と答えた。映像の視聴スタイルが変わることなどを例として挙げたが、「キラーサービスとなるものは何かと聞かれると、なかなかそれが確定できない。そのためにパートナーと組んで、さまざまな産業やサービスのユースケースを検討しながら、どれがキラーになるかを探し続けている状況」だとした。

 KDDIの高橋誠社長は、5Gのスタート時は「スペシャルなエリアでスペシャルな体験価値を、ということがコンセプト」と回答。スタジアムなどの限定された場所で、新しい体験ができるようになると説明した。また、エンタープライズ向けのサービスでは「全てのものに通信が溶け込んでいくような世界になる」という。「ユーザーと常につながって、(モノを売るだけの)フローだったビジネスモデルが、(ユーザーとつながり続ける)ストック型のビジネスモデルに変わっていく」と展望した。

 本格的な5Gになると「何でもつながっているのが当たり前の世界観。今のようなデータ容量で料金を払ってもらうビジネスモデルではなく、つながっている先にサービスがあって、サービスの課金をするようになる」と、ソフトバンクの副社長執行役員 兼 CTOの宮川潤一氏もビジネスモデルが変わると語った。この料金のスタイルについては、吉澤社長も同様のことを述べていた。

 楽天モバイルの山田善久社長は「低遅延に基づいた体験」に期待。「5Gとモバイルエッジコンピューティングを合わせると、今までと圧倒的に違う体験ができる」とした。

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最終更新:10/21(月) 7:41
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