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阪神 「甲子園スター大集合」ドラフトで論争

10/21(月) 16:46配信

東スポWeb

 これでいいのか、ダメなのか…。14年連続V逸中の阪神が断行した「甲子園スター大集合ドラフト」にチーム内で是々非々の“論争”が巻き起こっている。

 今ドラフトは将来性を重視し、1位の西純矢投手(18=創志学園)から5人連続で甲子園大会で活躍した高校生を指名する大胆な策に出た。矢野監督は「優先順位の中でそういう結果となった。甲子園に出た? そういう評価ももちろんある」と満足げで、谷本球団本部長も「ほぼシミュレーション通り」と手応えを口にしていたが、チーム内でも満点評価というわけではない。

 ある選手は「高校生がダメだというつもりはないけど一人、二人は即戦力の投手を取ってほしかった思いはある。特に出番が多かった岩崎ら中継ぎ陣は必ず疲れが出てくると思う。いっぱいいっぱいだったから。その辺は絶対に心配」と危惧している。今季チームを3位に押し上げ、逆転CS進出の原動力になったのは強力救援陣で、63試合の島本を筆頭に守護神・藤川やジョンソンら5投手が56試合以上に登板した。指揮官も「本当に頭が下がる思いでいる」と話していたように疲労困ぱいだった。中継ぎエースだったジョンソンが巨人とのCSファイナルステージに登板しなかったのは“産休”だけでなく「右ヒジを痛めていて、周りの投手陣がコーチに登板回避を訴えたから」(球団関係者)というから穏やかではない。

 それでもフロント幹部の一人は「高校生といっても誰も彼も即戦力にならないとは限らない。仮にすぐ無理としてもウチはまだ才木、小野、浜地らに一軍経験があって、矢野監督も期待している若手投手陣がいる。今年あまりいなかった彼らが頑張ればいいこと」と反論。揚塩球団社長も「金本前監督の時からの“軸になる選手は自前で育てる”という方針は変わっていない」と力説し、ネット上では高校野球ファンを中心に「夢を感じさせるドラフトだ」と大喜びしているが…。果たしてどんな事態となるのか目が離せない…。

最終更新:10/21(月) 16:50
東スポWeb

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