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【日本シリーズ】ソフトバンク・高橋礼 大舞台になるほどほとばしるアドレナリン

10/21(月) 16:46配信

東スポWeb

 日本シリーズ第2戦は20日、ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが6―3で連勝スタートを飾った。お祭り男の松田宣浩内野手(36)が値千金の3ランを放ち、投げては先発の高橋礼(23)が7回1安打無失点と満点の投球を披露した。

 7回1安打零封の快投を演じた「令和のサブマリン」ことソフトバンク・高橋礼は満足そうに言った。

「野球ファンが注目する大舞台で、アンダースローからこんなボールを投げるんだというのを見せられてよかった」

 大舞台になればなるほどアドレナリンが出るタイプだ。「正直、緊張で不安というよりも楽しみな気持ちが強いんです」。初の日本シリーズ登板まで24時間を切った前夜、そう心境を明かしていた。

 その言葉が強がりではないことをマウンドで証明した。緩急自在に内外高低を丁寧に投げ分け、7回二死まで無安打投球。工藤監督も「大記録があるんじゃないかと思った」ほど。今季パ・リーグの「スピードアップ賞」を受賞したテンポのいい投球で、自分の世界に相手を誘い込み、凡打の山を築いた。

 今季先発に転向し、シーズン12勝をマーク。負ければ終戦の楽天とのCSファーストステージ第3戦では、6回途中1失点の好投を見せた。2年目ながら、今や序列は千賀に次ぐナンバー2だ。

「開幕ローテに入って、先発6番手でスタートした時には想像できなかった。シーズン中にカード頭を任せてもらったり、ポストシーズンの大事なところで投げさせてもらえるなんて本当に幸せ」。初めて先発でフル回転したシーズン。疲労は隠せないが、心身ともに充実している。「この時期まで野球をやらせてもらえる人間は限られている。心地よい疲労ですよ」

 再び出番が回ってくるかもしれないが、日本シリーズ後も「プレミア12」で日の丸を背負う。大舞台の好投にも「1回じゃダメなんです。これを2回、3回と続けていかないといけない」と志は高い。日本一、世界一へ令和のサブマリンはアドレナリンが止まらない。

最終更新:10/21(月) 16:50
東スポWeb

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