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韓国と中国 5年ぶり国防対話再開=国防相の相互訪問など推進へ

10/21(月) 18:02配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は21日、中国・北京で国防戦略対話を開き、安全保障上の協力などについて議論した。対話は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に中国が反発して中断されていたが、約5年ぶりに再開された。

 対話には韓国国防部の朴宰民(パク・ジェミン)次官と中国中央軍事委員会連合参謀部の邵元明副参謀長が出席し、朝鮮半島を含む地域の安保情勢や両国の相互関心事について意見交換した。双方は両国の国防交流協力が正常化したことを高く評価し、国防相の相互訪問の推進など、人的交流を強化することで一致した。

 また、海・空軍の直通電話の追加設置を進めるとともに、災害救護協定の締結を推進するなど、各分野で交流協力を一層発展させていくことにした。現在は韓国の第1MCRC(中央防空統制所)と中国の北部戦区の間で直通電話が設置されているが、韓国の第2MCRCと中国の東部戦区の直通電話設置問題が議論されている。

 韓国国防部は「双方は朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着に向けた韓国政府の努力とともに、中国の建設的な役割が重要で、北東アジアの平和と安定のため両国の戦略的な意思疎通を強化すべきだとの認識で一致した」と明らかにした。

 対話の開催は2011年7月の韓中首脳会談で合意された。両国の国防当局の定例会議のうち、最高位級が出席する。11年から北京とソウルで交互に開催し、軍事交流など協力強化や防空識別圏の設定など敏感な問題も幅広く議論するなど、両国の国防協力で中心的な役割を果たしてきた。だが、中国がTHAADの韓国配備に強く反発し、14年の4回目の対話以降開かれていなかった。

 韓国攻防部は「両国の国防当局の信頼を一層強固にし、戦略的な意思疎通を強化するきっかけをつくったと評価される」と説明した。

 一方、朴氏は20日に中国の魏鳳和国防相と会談し、朝鮮半島問題に関連し、現在の膠着(こうちゃく)状態を打開し、米朝実務協議を再開させるための中国の建設的な役割を要請した。

最終更新:10/21(月) 18:02
聯合ニュース

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