ここから本文です

リーチ、解散式で最初で最後の涙「このチームのキャプテンをできて誇りに思う」

10/22(火) 6:05配信

スポーツ報知

 開催中のラグビーW杯日本大会で初の8強入りを果たした日本代表「ジョセフ・ジャパン」は21日、都内で記者会見を行い、同日解散した。20日の南アフリカ代表との準々決勝で敗れて4強入りに届かず終戦。会見後に都内で行われた解散式では、主将のリーチ・マイケル(31)=東芝=が、桜の戦士たちに感涙の“サヨナラ・スピーチ”をし、4年後の23年W杯フランス大会での「8強超え」を誓い合った。

【写真】あの人がリーチ・マイケルのモノマネでリーチ主将の誕生日を祝福

 31人の桜の戦士たちを壇上にズラリと並べて、リーチは晴れやかな表情で「ベスト8になれたことはすごくうれしい」と、達成感をにじませた。9月20日の開幕戦から激闘5試合の1か月。疲労のにじむ顔で会見に出席したリーチだったが、チームの都内宿泊ホテルで行った昼食をかねた解散式では、緊張の糸が切れて、感情を抑えきれずに涙をポロポロこぼして、泣いた。

 日本協会によると空になった酒瓶がズラリと並び、ウィングのレメキが千鳥足になりふらつく会場で、リーチは改めて感謝の言葉を繰り返すと、感涙した。

 「このチームのキャプテンをできて誇りに思う。みんな家族やいろんなことを犠牲にしてきた。ジェイミー(ジョセフ・ヘッドコーチ)が『ONE TEAM』を作ってくれた。リーダーグループがベスト8を達成してくれた」

 家族よりも長く苦楽をともにしてきて計240日間。一度も見せたことがなかったリーチの最初で最後の涙。湿っぽいのは勘弁とばかりに、だれかが「泣いてんの!?」とヤジを飛ばすと、照れくさそうに笑った。

 一段さらにレベルを上げ、2023年フランス大会で目指すは8強超えだ。会見では「日本代表になりたいという子どもが増えれば一番うれしい。日本代表が強いまま継続することが大事。日本のファンに感動を送り続けられたらいい」とも語った。

 関係者によれば、引退はせず4大会連続の23年W杯を目指して現役を続行するが、長期休養の可能性もあるという。大会前から抱えていた恥骨炎症など「体のあちこち治さないと」とリーチ。15年W杯後は約1年8か月の休養を経て代表活動に復帰した。来年1月12日開幕のトップリーグでプレーする予定も今のところは立てていない。まずは疲れ切った心と体を癒やす。(小河原 俊哉)

最終更新:10/22(火) 7:58
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事