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「空気を読め」と言う人に振り回されなくていい。キャリアのプロが考える“マイペース”の利点

10/21(月) 12:28配信

新R25

組織のなかで「あいつ、マイペースだよね」「空気読めないよね」という話になることはありませんか?

職場やチームでの人間関係はもちろん、友人づきあいにおいても、大人になればなるほど「空気を読むこと」「和を乱さないこと」が重視される傾向にあります。

もしかしたら自分も影で「空気読めないよね」と言われていたら…と思うと、ちょっと傷つきますよね。

でも「空気を読め」と言い合う世の中って、本当に幸せなのでしょうか? そもそも「マイペース」って、そんなに悪いこと?

『転職の思考法』『天才を殺す凡人』の著者として知られ、IT企業の役員も務める北野唯我さんのVoicyでは、北野さんと謎の歌人Tさんのふたりが、そんな疑問について率直に議論を繰り広げています。

「マイペースな自分を変えたい」と悩む人も、「チームにマイペースな人がいて困る」と内心イラついている人も。

“マイペースという生き方”について、ふたりと一緒に考えてみませんか?

「マイペース」な人は「空気が読めない」?

北野さん:
「マイペース」という言葉って、なんとなく悪い印象で使われることが多いじゃないですか。

Tさん:
「あいつマイペースで困るよね」とか「お前、ちょっとは空気読めよ」とかね。

北野さん:
そうそう。以前、とあるイベントに登壇したんだけど、講演が終わったあとに「北野さんって空気読めないタイプでしょ」って言われて。

Tさん:
おお…

北野さん:
「ノってくると、自分のペースで喋っちゃう人でしょ」って。

間違ってないんだけど、それって「空気読めない」ってことなのかな? って思ったんですよね。

「空気を読む」って、そもそもなんなんだろう?
Tさん:
僕はずっと「空気読めよ」って言ってくる人に問題があると思っていて。

北野さん:
ほほう。どうして?

Tさん:
たとえば、あるチームが課題に向き合っていて、その解決のために奮闘している人に対して「空気を読め」って言うのって実際は何もしてない人なんですよ。

ノーアクションで「空気を読め」って指摘するだけ。だから、その人のおかげでチームが変わったり、よくなったりはしていない。

北野さん:
なるほどね。

Tさん:
本当に「空気を読む」っていうのは、場の空気を察知するだけじゃなくて、「この場でどういうアクションをするのがベストなのか?」という答えを示すまでがセットだと思うんですよね。

だから自分なりに考えて動いている人に対して、何もしていない人が「空気読めよ」って言うのは“後出しジャンケン”をしてるようなものなんです。

「自分は空気を読める人だ」ってまわりに主張したいだけ。

それって、人の個性を潰してしまっているのと同じだと思うんです。

北野さん:
なるほど。Tさんからしたら、「マイペース=空気を読めない」っていう認識自体がちょっとずれてると感じるのかもしれないですね。

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最終更新:10/21(月) 12:28
新R25

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