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小林祐希が“タトゥー”と共に生きる理由とは?「それで代表に選ばれなかったら仕方ない」

10/21(月) 11:36配信

REAL SPORTS

日本ではまだ“タトゥー”に対してネガティブな感情を抱く人が多い現状がある。

ラグビーワールドカップ2019日本大会に出場する各国の選手たちに対して、ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーより日本では“タトゥー”を隠すよう指示があったという。「日本の文化を尊重する」と選手側から反発する意見はほとんど出なかった中、日本では賛否両論さまざまな意見が飛び交った。

海外のクラブで4シーズン目を過ごす日本代表選手でありながら、タトゥーが理由で日本では「個人スポンサーはまずつかないでしょうね」と言い切る小林祐希は、どのような想いで体にタトゥーを刻み、そしてタトゥーとともに生きる現在をどう感じているのだろうか?

「日本だとタトゥーは受け入れられないからダメ」

――タトゥーを入れたきっかけを教えてください。

小林 もともとタトゥーに興味はあって。ロサンゼルスに住んでいるHIROさんというアーティストの方がいて、「タトゥー入れたいです。入れたい内容ももう決まっているんです」って話してたんですけど、「日本だとタトゥーは受け入れられないからダメ。お前のことは好きだからお前には入れない」と2年くらい断わられていたんです。「なんでだよ。自分が入れたいんだからいいじゃん!」って思っていたんですけど。「じゃあ、HIROさん、俺が家まで訪ねたらやってくれますか?」って聞いたら、「来ちゃったら考えるよ」って言われたから、本当に家まで行ったんですよ。住所を聞いて、この日に行くんでって。そしたら、やるしかないなってことになって、デザインを考えてもらいました。

――それはいつ頃ですか?

小林 23歳の時ですね。まだジュビロ(磐田)でJ2の時です。まず家族の名前を一番最初に入れました。妹2人とお母さんの名前をデザインしてもらって。実は親父がすごく厳しい人で、親父には何も言わずにタトゥーを入れて帰ったんですけど。

――お父さんの名前は入れてないんですよね?

小林 そう。そしたら電話がかかってきて、絶対怒られる……と思ったら、「なんで俺の名前が入ってないんだよ」って言われたんです(笑)。

――タトゥーを入れたことは怒られなかったのですか?

小林 入れたことは怒られなくて(笑)。親父の名前も入れる内容が決まっていたので、次の年に反対側の腕に親父の名前を入れたんですよ。そうやって意味のあるものがちょっとずつ増えていきました。その時の自分の信条とか感情とかを、刻んで。

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最終更新:10/22(火) 10:23
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