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【台風15号被災地はいま】徳川家康ゆかりの街道 倒木撤去で1か月ぶりに復旧/千葉・東金

10/21(月) 11:46配信

千葉日報オンライン

 徳川家康の鷹狩りのため造成された「御成街道」の、かつての景観を残す千葉県東金市油井の「おあし坂」で20日、地元NPO「御成街道保存会」(西川泰雄会長)が台風による倒木や竹などの撤去に取り組んだ。作業は重機を使って大規模に行われ、1カ月ぶりに道が復旧した。

 御成街道は船橋と東金を結ぶ道。全長約200メートル、高低差30メートルのおあし坂は長く通行できなかったが、未舗装の歴史遺産を残そうと同会などが整備している。山を切り開いたような地形で両側に雑木林が広がる風情ある景観が楽しめる。

 同会は9月の台風15号と10月の19号で道をふさいでいた倒木などを撤去するため14日に初めて現地入りしたが、大木や太い枝が無数の竹と複雑に絡み合って道をふさいでいる想定外の被害に作業を中断していた。今回は重機や電動のこぎりを用意。短く切り分けた倒木を持ち上げ脇に寄せたり、傾いて頭上に折り重なっている竹などをまとめてつかんで引き抜いたりといった作業を繰り返した。

 野口英一副会長は「今週も新たな台風20号、21号がやってくることが懸念されるが、歴史遺産を後世に残すため何度でも整備を繰り返したい」と汗を拭った。

最終更新:10/21(月) 11:46
千葉日報オンライン

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