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至宝リキ・プッチの将来は? 危険なタックルが論争を巻き起こす

10/21(月) 18:52配信

SPORT.es

リキ・プッチの将来について解決策を出すのは簡単なことではない。それはクラブ内でも認識されており、セグンダB(3部相当)でプレーすることが難しいという状況になりつつある。

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幸運なのはプッチは体が柔軟であり、昨季から今シーズンにかけて目にする悪質なタックルを受けても大怪我をしない強さを持っていることである。しかしこのままでは、危険なタックルによって深刻な怪我を負い、成長が妨げられてしまう可能性がある。


そして今、プッチの将来についてクラブ内でも論争が起こっている。
プッチに対するセグンダBでのおぞましいタックルは無視することのできないものだが、すぐには白黒ハッキリさせられる問題でもない。
プッチが「ドリブルを仕掛けるのを止めろ」と言うこともできないし、「危険なタックルを排除しろ」と言うこともできない。


そんな中、3つのオプションが浮上しており、それら全てにアドバンテージとディスアドバンテージがある。

1.バルサBの選手としてセグンダBでプレーし続ける
これはバルサのトップチームでのポジションがないことが決まってからリキ本人が今夏に選択したオプションである。多くの人々がレンタル移籍を勧める中、バルサのトップで出場機会を得たプレシーズンでの経験から判断を下している。


プッチ本人が、自身の受けている悪質なタックルを一番軽視しているかもしれない。彼はこれらのタックルも必要なことの一つだと考えているようである。


トップチームでプレーするためにも筋肉量を増やし、怪我をしにくいフィジカルを身につけようとしていると同時に、タックルを回避するためにも球離れを早くするための戦術的な部分での成長も目指している。
ここ1年でこれらの点においては成長を遂げているものの、悪質なタックルが変わらず続いている状態である。


クラブはバルサのプレースタイルを保ちながら、下部組織で出場時間を重ねていくという判断を受け入れていたが、前節のオリウエラ戦と19日のUEリャグステーラ戦での悪質なタックルを受けて、この判断が本当に正しいのかという大きな物議を醸しており、セグンダBがプッチの才能を潰してしまうのではないかと強く心配し始めている。


2.今冬の移籍マーケットで適切なチームへ移籍
多くの人々が来る冬の移籍マーケットでオリオル・ブスケツとフアン・ミランダと同じステップを歩み、自身の能力を存分に発揮する手段を提案している。


プッチへのオファーは少なからずあるが、このオプションに本人が乗り気ではない。彼はバルサでのプレーを望んでいるが、その場合、セグンダBでのプレーが続くのに加え、これまでと同じように危険な状態が続くことになるだろう。


それを受けてクラブは、同じようなプレースタイルを持ち、プッチを成長さえてくれるクラブにのみレンタル移籍させる考えを持つ。もしそれがメディアからの注目も軽減されるスペイン国外であれば、より好ましいだろう。


そう考えると、攻撃的なスタイルであり、激しいタックルにより厳しい処罰が下されるエールディヴィジは非常に優れたオプションと言える。実際に、トゥウェンテへレンタル移籍中のオリオル・ブスケツの現状は非常にポジティブなものとなっている。
週末の試合でこそベンチスタートだったものの、トゥウェンテで確固たる地位を築いおり、輝きを見せている。


3.トップチーム合流
これはプッチが最も求めている事であると共に、クレが熱望しているオプションである。プッチはバルサのDNAを完璧に示すことができ、ボールスキルが非常に長けた選手である。


しかし、トップチームには優れたミッドフィールダーが揃っており、さらに人員過多の現状でもある。セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、セルヒオ・ブスケツ、アルトゥール・メロ、イヴァン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ビダル、そしてカルレス・アレニャという7人がいるのに加え、来シーズンにはオリオル・ブスケツとフィリペ・コウチーニョも復帰する予定である。


ただ希望もある。ここ最近バルベルデはプッチをトップチームのトレーニングに参加させている。これは疑いのない事実であるが、プッチを昇格させる前に選手を放出する必要がある。クラブは次の移籍マーケットでラキティッチとアレニャの放出を検討している。


一方で、今シーズンから一発勝負となるコパ・デル・レイの新たな大会方式により、コパでの起用の可能性が大きくなっている。大会序盤では控えの選手達を優先的に出場させると考えるのが論理的である。とは言うもののリキ・プッチの去就が複雑なのは動かし難い事実である。

最終更新:10/21(月) 18:52
SPORT.es

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