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セリエAで再び人種差別…被害のサンプドリアMF「話したくもない。愚か者に罰を」

10/21(月) 21:02配信

GOAL

セリエAでまたしても人種差別が行われた。サンプドリアのMFロナウド・ヴィエイラ・ナンが、20日のローマ戦で差別的チャントの被害に遭い、イタリア国営放送『Rai』のインタビューで苦言を呈した。

ギニアビサウ出身のヴィエイラは20日、サンプドリアのホームで行われたセリエA第8節ローマ戦(0-0)に先発したが、試合中、ローマの観客席から「ブー」という差別的なチャントが向けられた。『スカイスポーツ』によれば、第4審判員が人種差別的チャントの存在に気付き、報告。ファビオ・マレスカ主審もこれを把握し、もしチャントが止まなければ試合を中断する可能性があることを伝えた。

21歳のヴィエイラは試合終了後、「チャントは聞こえたが話したくもない。あまりに頻繁に起こり過ぎている。こうあるべきではない」とコメント。さらに自身のインスタグラムを更新し、「現代において、フットボールはスタジアム内にいる愚か者を罰し、教育する責任がある」と主張した。

ローマは、ツイッターを通じて謝罪文を発表。「ローマは、人種差別的チャントの被害に遭ったロナウド・ヴィエイラに対し、謝罪する。クラブはあらゆる人種差別を容認せず、人物の特定へ向けて当局と協力していく。その後、MFに対して侮辱的な人種差別をした責任者を追放する」として、人物特定ができ次第、スタジアムから追放する意向を示した。サンプドリアはこれに対し、「ありがとう。より良いサッカーの実現へ常に結束していこう。ストップ・レイシズム」と感謝の意を示した。

セリエAでは、今シーズンに入り、インテルFWロメル・ルカクやミランMFフランク・ケシエ、フィオレンティーナDFダウベルト・エンリケが人種差別的チャントの被害に遭遇。フィオレンティーナDFのケースでは、主審が3分間にわたって試合を中断する措置が取られた。またローマのブラジル人DFフアン・ジェズスはSNS上で人種差別を受けている。

最終更新:10/21(月) 21:02
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