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秋の便秘の解消法 5つのタイプ別対策食材を紹介

10/21(月) 7:05配信

ウェザーニュース

 秋になると便秘になる人が増えます。ひと口に便秘といっても、冷えやストレス、食べすぎなど原因はさまざまで、下剤では治らないこともあります。
 国際中医薬膳師で源保堂鍼灸院の瀬戸佳子先生が、便秘をタイプ別に分類し、それぞれに合った食材を紹介します。

秋に便秘になりやすい理由

 自然界でも葉が落ちる秋は、人間も余分なものを捨てる季節です。

 「秋は『収斂(しゅうれん)の季節』と言われ、必要なものだけを残すと言われています。収斂作用がうまく働かないと、からだの中に余分な熱や湿気、老廃物などが滞り、吹き出物、肌荒れ、口内炎、頭が重い、めまいなどの不調が起こることがあります。

 また秋は湿度が下がり、大腸が乾燥して便秘になりやすい季節。秋の便秘は免疫を低下させ、冬に風邪をひきやすくなることも多いので、今のうちに改善しておくことが大切です」(瀬戸先生)

タイプ別の便秘対策

 便秘は何日も排便がないものだけでなく、定期的に排便していても、時間がかかる、スッキリしない、下痢と便秘を繰り返すなども便秘に含まれます。長期の下剤の使用は排便機能を衰えさせることもあります。体質別の便秘対策が必要です。

▼貧血タイプ/血虚(けっきょ)

 便がコロコロしている、便意はあるが出にくい、便が乾燥して固いなどの特徴があれば貧血タイプです。

 「顔色が悪い、めまいや立ちくらみがする、動悸がするなどの症状がみられることもあります。貧血で腸内の水分量が少なくなり、排便がスムーズにできない状態です。女性は生理前後に多く、貧血を改善しながら、水分を補う必要があります。

 レバーや赤身肉、カツオ、マグロなど鉄分の多いもの、落花生、黒ゴマ、松の実、ほうれん草など潤いを増すものを摂取するといいでしょう。

 下剤の使用は貧血症状が進むことがあるので控えてください。血液が増えないと便秘は改善しないので、食生活で体質改善を心がけてください」(瀬戸先生)

▼ストレスタイプ/気秘(きひ)

 便意があるのに排便できない、ガスが溜まる、お腹が痛い、頻繁にゲップが出る、イライラするといった症状があればストレスタイプです。

 「ストレスにより気が詰まって発散されないことで、便も詰まって便秘になるタイプです。仕事がある日は時間の都合や緊張で排便できず、休日になると何度もトイレに行くという人も多く、下剤でも解消できません。ストレスの緩和(気の巡りをよくする)が便秘解消に効果的です。

 気の巡りをよくする柑橘類(特に皮)や、ミント、しそ、パクチー、バラなど香りの良いものを摂るといいでしょう」(瀬戸先生)

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最終更新:10/21(月) 7:07
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