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「今日もお客様はゼロでした」ネガティブな人限定バーに行ってみた 貯金崩しながら続ける理由、店長の信念

10/23(水) 7:00配信

withnews

 《今日はやっぱりお客様0でした》。そんなちょっとネガティブなツイートから注目されたのは、下北沢にある「ネガティブカフェ&バー モリオウチ」(東京都世田谷区)です。「ネガティブな人のために作った」というお店は、森の中のロッジのような居心地の良さと、パンチが効きすぎているメニューを揃えた、「ありそうでなかった」空間でした。店長の男性に、「ネガティブ」のコンセプトに込めた思いを聞きました。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【画像】話題の内装はこちら 「あなたは優しい人ね…」ネガティブバーの「パンチ効きすぎ」メニュー18種

「ネガティブ」な投稿が話題に

 話題となったのは17日、「ネガティブカフェ&バー モリオウチ」(@NEGATIVECAFEBAR)のTwitterアカウントが、お客さんがいない店内の写真とともにつぶやいた投稿です。

《今日はやっぱりお客様0でした。。
 最近もお客様少ないし。
 「このお店はきっと誰かの為になるはずだ!」
 と信念で始めたお店だけど、やっぱり需要がないんだろう。
 周りのポジティブ全開な店は大盛況だもんな…笑
 内装1人で頑張って作ったけど、結局ギラギラな店がみんな好きなのかな。。
 はあ…》

 ネガティブ全開(?)の内容の一方、添えられたお店の写真に注目が集まりました。木のあたたかみを感じる隠れ家風の内装で、窓から差し込む光が美しく、投稿には「何これ最高やん…」「アリエッティーとかに出会いそうな空間」と反響が集まっています。

 加えて、「ネガティブカフェ&バー」というユニークなコンセプトにも「ネガティブカフェって斬新なスタイル」「普段の根暗な感じでいていいなら最高」などのコメントが。投稿は3.4万回以上リツイートされ、7.6万件以上「いいね」が押されています。

電話でも「すみません……」

 ネガティブカフェ&バーとは一体どんな場所なのでしょうか。拡散しているツイートを受けて、早速取材を申し込みました。

 電話で店長の男性と取材日程の調整をしたのですが、度々「すみません……」が出てくる控えめな店長。声だけで、そこはかとないネガティブさが伝わってきます。

 下北沢駅から徒歩数分。ギャラリーなども入るビルの2階にあるのが、「ネガティブカフェ&バー モリオウチ」です。入り口のドアには「ネガティブな人限定」「NEGATIVE PEOPLE ONLY」の貼り紙が。ドアを開けると、店内には木材のいい香りが漂っていました。

 出迎えてくれたのが、店長の岡田巧さん。ツイートした本人です。「内装だけは自信を持っています」というだけあって、店長自ら1カ月半かけて設置した内装はツイートの写真の通り、コンパクトながらも居心地の良い空間に仕上がっています。

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最終更新:10/23(水) 7:48
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