ここから本文です

「今日もお客様はゼロでした」ネガティブな人限定バーに行ってみた 貯金崩しながら続ける理由、店長の信念

10/23(水) 7:00配信

withnews

攻めすぎカクテル「山傘千絵美46歳」

 そんな雰囲気の中、異彩を放っているのが、パンチが効いているオリジナルカクテルの数々です。初めて見る人は驚いてしまうかもしれないので、心して読んでいただきたい。

 ・23年間、スーパーでピザポテトを潰し続けた主婦、山傘千絵美46歳。その虚飾の半生。
 ・あの夏失った「あの感情」に僕はまだ名前をつけられずにいる。
 ・「あなたは優しい人ね…。でも悪い人…。」そう呟いた後、香澄は束ねた髪を右人差指でほどいた。
 ・お父さん…この番組見てたら連絡下さい。私も幸子も怒ってません。
 ・あの日、君は、ジャミラだった。
 ・ゴリゴリの塩顔ゴリラ

 これらが、カクテルの名前です。いずれも590~690円。「えっ、山傘千絵美って誰ですか」と聞くと、ブランド物に身を包みつつも、心に闇を抱えた「山傘千絵美」の生き様について岡田さんが教えてくれます。補足ですが架空の人物の話です。

 上記は一部で、他にも個性的なオリジナルカクテルがずらり。「テーマを優先しすぎて味がおろそかになっているところは否めない」と笑いますが、一口いただいた「山傘千絵美」はトロピカル系の甘さが広がりおいしかったです。その甘さが、彼女の「虚飾」を物語っているようでした。もう一度補足しますが架空の人物の話です。

 カフェとしても営業しているため、ノンアルコールドリンクもあります。「タピオカミルクティーは売れないけど、ブームに乗っかりたくて出している」というのが、「カオピタミルクティー」。タピオカじゃありません、「カオピタ」です。グラスに好きな顔をピタッと描いてくれるのが、このドリンクの特徴です。

 「少々ネタに走りすぎでは……?」という不安もよぎりますが、「深刻な感じで待ち受けるよりも、ふざけたネタっぽいお店の方が、ネガティブな人にとっても入りやすいのかなって思ってやっています」。なるほど、ここには気配りがありました。

2/4ページ

最終更新:10/23(水) 7:48
withnews

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事