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「即位礼正殿の儀」 来日する各国要人の“格”が意味すること

10/22(火) 11:55配信

ニッポン放送

ニッポン放送「ザ・フォーカス」(10月21日放送)に元外務省主任分析官・作家の佐藤優が出演。安倍首相がこの日スタートさせた、各国の要人との「即位外交」について解説した。

「即位礼正殿の儀」を控え、「即位外交」スタート

22日に皇居宮殿で行われる天皇陛下の即位儀式「即位礼正殿の儀」に合わせて来日した各国の要人と安倍総理大臣との会談がスタートした。21日だけでも20ヵ国以上の要人との会談が予定され、25日までに中国の王岐山国家副主席ら50ヵ国の要人との会談に臨む。

森田耕次解説委員)22日の天皇陛下の「即位礼正殿の儀」や関連行事で、警察庁は最大時およそ2万6000人の警察官を投入して警備を実施します。成田や羽田の両空港は、コインロッカーやごみ箱の利用を19日から制限しています。政府は総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置しまして、来日する要人らの安全確保やテロの未然防止に向け、情報を集約する体制を取っています。安倍総理は21日にさっそく各国要人とのマラソン会談をスタートしまして、モルディブのソーリフ大統領を皮切りに、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相、パレスチナ自治政府のアッバス議長らと東京元赤坂の迎賓館で会談しました。21日だけで20ヵ国以上の要人との会談を予定していまして、ウクライナのゼレンスキー大統領、スペイン国王のフェリペ6世、フランスのサルコジ元大統領との会談がセットされています。25日までの間に中国の王岐山国家副主席ら50ヵ国の要人と会談する予定で、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相とは24日に会う予定で調整を進めているということです。佐藤さん、祝賀外交が始まりました。

佐藤)祝賀外交の場合、王制、立憲君主制、つまり王様のいる国は高いレベルの人を送ってきていますよね。

森田)なるほど。オランダやベルギー、スペインなどですね。

佐藤)それから、イギリスもチャールズ皇太子。サウジアラビアもムハンマド皇太子です。面白いのは、日本と非常に関係のいいアメリカは、逆にそれほどの大物は来ていません。

森田)そうですね。チャオ運輸長官が来るのですね。

佐藤)それから、中国やロシアに関しては、中国は王岐山さんですから“国家副主席”ですが、ロシアはウマハノフさんという連邦院の上院の副議長さんが来るということです。前回はルキヤノフさんという、ソ連時代の最高会議の議長で、ソ連時代の国会は非常に重かったのですが。

森田)平成の即位礼のときですね。

佐藤)それと比べると、少し格下の人が送られて来ているということを見ると、いまの日露関係を反映しているということが言えますよね。

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最終更新:10/22(火) 19:14
ニッポン放送

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