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食べる量は変わっていないのに太った…ホルモン減少が原因

10/22(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【更年期を知って夫婦円満】(27)

 昔はやせ形でいくら食べても太ることとは無縁だったのに、更年期あたりから「体形が変わった」「食べる量は変わらないのに体重が増えた」……。こういう方が結構いるのではないでしょうか。ダイエットに挑戦しても、脂肪が落ちにくく効果が出ないという話もよく聞きます。

 私は若い頃から食べるのが大好きでしたが、太ったことがなく、運のいい体質だと喜んでいました。しかし45歳あたりからウエストと二の腕だけがどんどん太くなり、ほかはそのままという実にアンバランスな体形に。たとえば、ウエストに合わせてジーンズを買うと、太ももはブカブカという具合です。

 40代以降からの中年太りには、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が関係しています。エストロゲンが減ると代謝が落ち、内臓脂肪が増えるので特にウエスト回りが太くなるようです。

 男性も同様で、男性ホルモンのテストステロンの減少が始まると、お腹が出やすくなります。更年期症状で出やすいイライラや寝不足がある人は、過食になりやすく、体重の増加がより加速します。

 厚生労働省運営の「e―ヘルスネット」によると、40~50代の基礎代謝量は1100~1150キロカロリー。農林水産省は、活動量の少ない成人女性の場合、1日のカロリー摂取量の目安を1400~2000キロカロリー程度としていますが、代謝が落ちる更年期は、1日1500~1800キロカロリー程度が理想といわれています。

 太れば生活習慣病のリスクを上げるので、できる限り平均体重、平均内臓脂肪量に抑えたいところ。私は年齢とともに、おいしいものを食べるのがさらに楽しくなってきました。それなのに食事制限とは、楽しみを奪われるのも同然。

 エネルギー消費量は有酸素運動や筋力を増やせば上がります。1日のエネルギー消費量を頭に入れ、バランスの取れた好きなメニューと毎日継続できるゆるやかな運動が大切。寒くなり、体形が隠れる服装のこれからの季節、こっそり実行しようかと思います。

(小林ひろみ/メノポーズカウンセラー)

最終更新:10/22(火) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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