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最新ガジェット スマホで簡単セッティング可能なオフロードレーサーの世界とは?

10/22(火) 11:01配信

バイクのニュース

オフロードで試される、最新マッピングテクノロジー

 走行フィールド(レーストラック)に応じてサスペンションやエンジンのマッピングを設定し、マシンを最適な状態に調整することでライバルたちに差をつける競技の世界で、進化したガジェットが活躍しています。

オフロードレーサーが最新のガジェットでより楽しくなる?

 エンジン内部や独自セッティングのサスペンションなど注目点が多いのですが、ここでクローズアップするのは、スマホによるエンジンマップセッティング機能です。ヤマハの2020年型『YZ250FX』で見てみましょう。

 ヤマハが新エンジン、新車体を投入した2019年型のYZ250Fをベースに、エンジン特性やサスペンション、車体剛性などをクロスカントリー向けに設定したのが2020年型のYZ250FXです。公道走行はできませんが、人気のクロスカントリーレース『JNCC』などに参加するアマチュアライダー層が注目するニューモデルです。

 かつてYZシリーズは『パワーチューナー』という専用の機器が同梱され、車体とコードを繋いでセッティングを可能としていました。それまでノートパソコンを持ち込んでセッティングしていた世界ですが、泥や埃の多いオフロードコースではパソコンを持ち出したくないのも事実。そんな中、新たな専用デバイスを投入したヤマハの先進性が印象的でした。

 2019年型YZ250Fでは、現代のニーズに合わせ、スマホによるセッティングが可能になりました。スマホに専用アプリをダウンロードするだけで使用可能とし、その技術がそのまま、2020年型のYZ250FXにも活かされています。もちろんスマホのWi-Fi機能を通じて行うので、ケーブルは不要です。

 このスマホによるパワーチューナーは、燃料噴射量と点火時期のマップを調整できます。従来の3×3=9ブロックから、4×4=16ブロックへ変更され、より細分化されました。かつてパソコンでしか見られなかった3Dグラフもチェックできるので、プロエンジニアも満足できるクオリティです。

 ヤマハが推奨する「マイルド」型マップのほか、燃料もかなり薄くした「超マイルド」仕様も試しましたが、初心者でも安心してアクセルを開けられるメリットを感じました。

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最終更新:10/22(火) 11:01
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