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ベトナム軍、米製兵器へ転換進むか 最新輸送機に無人機、台湾に続きF-16V戦闘機も…?

10/22(火) 6:02配信

乗りものニュース

LM社、最新輸送機の売り込み先は…?

 2019年10月3日、ロッキード・マーチンの日本法人がツイッターの公式アカウントで、戦術輸送機「C-130J」の最新状況をまとめたファクトシートの日本語版を公開しました。同社は今後も日本語版C-130Jファクトシートについて、最新版を随時発表していく方針も明らかにしています。

【写真】ベトナム人民空軍仕様MiG-21

 C-130Jは「ハーキュリーズ」の愛称で知られるC-130シリーズの最新仕様機です。基本設計は航空自衛隊も運用しているC-130Hと大きな違いはありませんが、出力の強化されたエンジンと新設計のプロペラの採用により、最大速度や航続性能などが向上したほか、離陸時の滑走距離もC-130Hに比べて短くなっています。

 C-130Hの操縦席はアナログ式の計器が多数並んでおり、それらを監視するためにフライトエンジニア(航空機関士)が搭乗していますが、C-130Jは大型の液晶ディスプレイが並んだ、近代的な「グラスコックピット」を採用しており、フライトエンジニアを必要とせず、操縦士と副操縦士の2名で運航できます。

 航空自衛隊のC-130Hは1984(昭和59)年から運用が開始されており、そろそろ後継機の検討が必要な時期を迎えています。アメリカの航空軍事メーカーであるロッキード・マーチンの日本法人が、まだ自衛隊に採用のないC-130Jのファクトシートをわざわざ日本語に翻訳までして公開したのは、同機を航空自衛隊のC-130Hの後継機としてアピールするためだと考えられます。

 ロッキード・マーチンは新たな受注を獲得すべく、日本をはじめとする国々にC-130Jを提案していますが、そのなかにはちょっと意外な国も含まれています。

売り込むのは輸送機のみにあらず

 2019年10月2日から4日までの3日間、ベトナムの首都ハノイで、同国初の防衛装備展示会「DSEベトナム」が開催されました。ロッキード・マーチンはこれにブースを出展。C-130Jとその民間輸送機型LM-100J、さらにF-16V戦闘機の大型模型を展示して、来場者の注目を集めました。

 F-16Vは高性能コンピュータの搭載や、探知距離の長いAN/APG-83 AESAレーダー、大型液晶ディスプレイを使用するグラスコクピットの導入といった改良が加えられたF-16の最新仕様機で、台湾とスロバキアが導入を決定しているほか、ブルガリアやインドなどにも提案されています。

 ベトナム人民空軍は現在、ロシアから導入したSu-27「フランカー」を11機、Su-27をベースに開発された多用途戦闘機Su-30MKVを35機、旧ソ連時代に導入したSu-22戦闘爆撃機を35機保有しています。ベトナム人民空軍では長年に渡って、ベトナム戦争にも投入されたMiG-21が主力戦闘機として運用されていましたが、2015年に退役しています。

 ベトナム人民空軍はMiG-21を後継する新戦闘機の導入を検討しており、「フランカー」シリーズの最新仕様機「Su-35」、スウェーデンのサーブが開発したJAS39「グリペン」と共に、F-16も候補のひとつとして名前が挙がっています。

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最終更新:10/22(火) 10:52
乗りものニュース

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