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「ダサい」と思った時期も…写真界の巨匠、初めて“故郷”を撮る ご当地カルタからあふれる地元愛

10/22(火) 7:56配信

東海テレビ

 お正月遊びの一つ「カルタ」。三重県の津市では、名物や名所を地元の人とともに撮影した写真を使って、「ご当地カルタ」が発売されました。

【画像で見る】写真界の“巨匠”浅田政志が初めて撮ったふるさと

 レスリングの五輪金メダリスト・吉田沙保里さんや鈴木英敬三重県知事も登場します。ユニークで笑顔が溢れる写真ばかりですが、撮影したのは知る人ぞ知る巨匠、津市出身の浅田政志さんです。

■津市の名所・名物をカルタに!地元出身の写真家・浅田政志さんが撮影

『た』=大集合 短い市名で 世界一

『つ』=“津観音” 豆まきしたら 鳩ポッポ

『る』=る―びーなう きょうも“大門”で乾杯

 満面の笑顔で撮影する浅田政志さん(40)、津市出身の写真家です。

 浅田さんは写真界の芥川賞といわれる木村伊兵衛賞を受賞した、三重が誇る“巨匠”。この日は、名物『津ぎょうざ』の撮影。津の“ご当地カルタ”の1枚です。

『つ』=『津ぎょうざ』の 具材も想いも オールフリー

 ほかには、吉田沙保里さんに鈴木英敬知事。祭りに、うなぎ…。その名も『津カルタ』。

写真には、津にゆかりのある人たちが写っています。

■年を重ねて気づいた故郷の魅力…40歳で初めて地元を舞台に撮影

 浅田さんの代表的な写真集『浅田家』では、浅田さんの両親や兄弟の“妄想”を作品に。写っているのは浅田さんのホンモノの家族で、消防士やカーレーサーを演じています。

浅田さん:
「自分が一番魅力を感じる写真は、身近な人たちと撮った写真なんですよね。家族だったりとか、友だちだったりとか、恋人でもいいんですけど、何かそういう自分の日常に、身近な本当にささやかな瞬間というか」

 高校卒業後 東京や大阪で活動してきた浅田さんは「津はダサい」と思っていた時期も…。40歳になって、同級生の誘いで今回、初めて“故郷”を撮ることになりました。

浅田さん:
「家族も故郷もどっちかっていうと選べないじゃないですか。生まれた時からそばにあって当然のもので、そこに反発するときも当然のようにあって、でもやっぱり、年齢を重ねると他にはない魅力だったりとか、特別なものに気付いていく」

 浅田さんはCGを使ったり、写真を合成したりしません。一瞬の表情や、現場の空気をそのままカメラに収めることにこだわります。

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最終更新:10/22(火) 7:56
東海テレビ

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