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鹿児島城西4強で甲子園見えた 元プロ佐々木誠監督が植え付けた反骨心

10/22(火) 12:12配信

西日本スポーツ

 ◆高校野球秋季九州大会準々決勝 城北0ー8鹿児島(21日・佐賀ブルースタジアム)

【写真】3回1死二塁、左越えに先制2ランを放った鹿児島城西・長

●8得点&完封

 監督就任2年目で、同校初の甲子園出場へ大きく前進した。城北に快勝した鹿児島城西の佐々木監督は「昨秋、今夏とチャンスはあったが、取り逃していた。『この秋は何とか』という思いだった」と4強進出に大きくうなずいた。

 3回に飛び出した9番の長隆稀(1年)の2ランが、自慢の打線に点火。中盤も終盤も効果的に得点を重ね、8安打で8点を奪った。投手陣は前野将輝、八方悠介(ともに2年)が零封リレー。投打がかみ合って、大きな勝利を手にした。

 今夏はシード校として臨んだ鹿児島大会の4回戦で、ノーシードの鹿児島玉龍に3-10で7回コールド負け。「選手のメンタルの弱さや、勝てるだろうという油断があった」。佐々木監督は痛恨の黒星も糧にして、新チームを鍛え上げた。

 南海やダイエー、西武などで活躍し、首位打者や盗塁王も獲得した佐々木監督。ドラフト6位から一流選手への歩みを支えたのは「反骨心」や「反発心」だった。選手にも強い心を求め、競争心をあおろうと、試合で1年生をあえて起用した。

 「自分の性格を忘れていた」と苦笑いするほど、心を鬼にして選手と向き合った。6回に本塁打を放った主将の古市龍輝(2年)は「結果を出して、監督を見返してやるという気持ちが全員にあった。監督の言葉には意図がある」と口にした。

 「全員が好調。次はもっと打って優勝する」と意気込む長は、丸(巨人)のツイスト打法を参考にするように指導されて急成長。この日は打席に立つ直前にバットを短く握るように助言され、公式戦初本塁打を放った。佐々木監督が鍛えた強打で、九州大会初優勝をつかむ。

西日本スポーツ

最終更新:10/22(火) 12:12
西日本スポーツ

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