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酒蔵跡、人が集う拠点に 幻想空間で一杯

10/22(火) 9:08配信

岐阜新聞Web

 郡上市八幡町本町の平野本店酒蔵跡で、交流イベント「角打ち蔵フェス」が開かれ、大勢の人でにぎわった。当時の趣を残す酒蔵跡一帯は、「人が滞留する空間」へと再開発が進み、多目的イベントスペースとしてにぎわい創出拠点となることが期待されている。

 「蔵フェス」は、住民有志らが酒蔵跡を活用して街の一角に人が集う場所をつくろうと企画し、飲食の12ブースが出店。大正期に建てられたという酒蔵内は、ほのかな明かりで照らされ、来場者は幻想空間で酒などを楽しんだ。夜にはラグビーワールドカップのパブリックビューイングも行われ、歓声が響いた。

 酒蔵跡一帯は、郡上八幡産業振興公社が倉庫や駐車場として使われていたスペースを改装し、飲食や物販などの小規模店舗が集まる新たな観光交流施設にする整備を進めている。川沿いのテラスは、約8平方メートルの店舗が11ブース並ぶ集合施設となり、入店者を募集している。

 倉庫など既存の建物は大規模改修はせず風情を残したまま活用。酒蔵跡は催しを通して集客を図ろうと、昨年から実験的に音楽イベントなどが開かれている。

 施設の開業は2020年5月を目指しており、同公社担当者は「郡上八幡はどちらかというと歩いて観光する街。川に面した歴史ある建物に魅力的な店舗を集めることで、観光客が滞留する場所をつくり、街の活性化につなげたい」と話している。

岐阜新聞社

最終更新:10/22(火) 9:08
岐阜新聞Web

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