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犬猫殺処分ゼロへ 保護活動、有志と団体 那須塩原の片桐さん

10/22(火) 12:15配信

下野新聞SOON

 野良猫・犬の殺処分を防ごうと、栃木県那須塩原市高林、会社員片桐(かたぎり)かおるさん(51)が地域で保護活動に取り組んでいる。活動の幅を広げようと、地元の有志約10人で犬猫の保護を目的とした団体も設立し、年内のNPO法人化を目指す。片桐さんは「殺処分ゼロを目指し、地域の猫の命をつなぎたい」と話す。

 片桐さんは13年ほど前から、那須地域で野良猫・犬を保護し、約100匹を里親に譲渡してきた。現在は、猫35匹と犬5匹を自宅で保護。人に慣れていない犬猫も里親に出せるよう、飼育を続けている。

 今年3月には、活動に賛同した那須地域の有志で、犬猫の保護を目指す団体「Everypawdy! (エブリパウディ)」を立ち上げた。近くNPO法人化の申請をする予定で、認可後は保護のほか、保護猫と里親がリラックスして触れ合うことで相性を確認できる「保護猫カフェ」の運営など本格的な活動を始めるという。

 野良猫・犬は去勢不妊手術、血液検査やワクチン接種などの医療ケアをする必要がある。現在猫11匹分の去勢避妊費、猫31匹分の医療費など約30万円が不足しており、片桐さんはクラウドファンディング(CF)で、病院の交通費などを含めた計55万円の支援を募っている。

 片桐さんによると、保健所で保護された野良猫・犬は一定期間が過ぎても引き取り手がいないと殺処分される場合が多いという。

 同団体の藤岡和人(ふじおかかずと)理事長(50)は「野良猫・犬が増えたのは人間の責任。人間の勝手で殺されてしまう猫を減らすためにも、力を貸していただきたい」と支援を呼びかけている。

 CFは今月末まで。サイトはhttps://readyfor.jp/projects/everypawdy

最終更新:10/22(火) 12:15
下野新聞SOON

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