ここから本文です

「Pixel 4」グーグル仕込みのAIカメラが進化

10/23(水) 16:00配信

アスキー

グーグル最新スマホ「Pixel 4」試用レポート。高級価格帯ながらカジュアルなデザイン、望遠を強めたカメラなど独自性が目立つ。日本ではジェスチャー操作機能が来春提供予定ということもあり、買いどきを見極めたい端末といえそうだ。

【もっと写真を見る】

「Pixel 4」がいよいよ日本に上陸する 筆者撮影
 
 グーグルの最新スマホ「Pixel 4」は、10月15日のグローバル発表に続き、東京でも製品やデザインについてのイベントが開かれました。
 
 Pixel 4では、グーグルが誇るAIカメラが2眼へと進化。他のスマホとは一線を画したデザインにも魅力が秘められています。
 
■「ピカピカ」が高級スマホではない
 10月16日にグーグルは東京でも「Pixel 4」や「Nest」シリーズの新製品を発表。翌17日にはニューヨークでの発表会にも登壇したハードウェアデザインの責任者であるアイヴィ・ロス氏が来日するなど、グーグルの本気度が感じられる展開となりました。
 
 検索エンジンとして始まったグーグルがハードウェア製品を出すとき、「グーグルはどのような手触りなのか」を出発点にデザインの方向性を議論していったといいます。
 
 その中で話題になったのが、Pixelシリーズの外観が他社のハイエンド端末とは異なり、ピカピカした高級感を醸し出していない点です。これに対してロス氏は、「ピカピカしているスマホが高級なのではない」と否定。手に馴染みやすいことを優先したと語っています。
 
 一方、カメラのデザインがiPhone 11に似ているとの指摘もありました。こちらは1年半前からデザインをしており、意図して似せたものではないことを語っています。デザインスケッチからは、iPhone 11に似た形状など、さまざまなアイデアが候補になっていたことが見て取れます。
 
 実際にPixel 4を手に取ってみると、しっかりした金属フレームをガラスで包み込んでいることが分かります。カメラの周囲は黒く、電源ボタンはあえてカラーを採り入れることでコントラストを強調するなど、メリハリのある「ボールド」感が出ています。
 
 さらに今回も純正ケースとして、5280円とやや高いもののファブリック素材のケースが提供されています。最近のスマホデザインに食傷気味だった人にとっては、新たな選択肢になりそうです。
 
■機能強化はカメラが中心、来春にはさらなる強化も
 Pixel 4の実機に触れてみると、Android 10が最初から搭載されており、本体背面の指紋センサーはなく顔認証に統一されるなど、最新のAndroid体験ができるようになっています。
 
 主な強化ポイントはカメラです。Pixel 3では「グーグルのAIがあればシングルカメラで十分」と言い切っていましたが、今回は望遠レンズを搭載。ただ、グーグルはハードとソフト、AIの融合こそが重要と強調しています。
 
 明るい部分と暗い部分を個別にスライダーで調節できる「デュアル露出補正」では、HDR撮影をプレビューしながら調節できます。逆光時に暗いところを持ち上げたり、明暗差を強調したりする用途にも使えます。
 
 「超解像ズーム」は新たに望遠レンズを搭載したことで解像感が向上。光学ズームを超えたデジタルズームではありますが、撮影時の手ぶれを利用して情報を補完することで解像感を高めているといいます。
 
■販売モデルの変化はあるが、来春の新機能に期待
 さて、そんなPixel 4の税込価格は最も安いPixel 4の64GB版が8万9980円、最も高いPixel 4 XLの128GB版が12万8700円とハイエンドクラス。さらに10月からは法改正により大手キャリアの端末補助も制限されました。
 
 また、国内ではドコモによる取り扱いがなくなり、ソフトバンクのみとなっています。ドコモユーザーに向けて、グーグルとしては「SIMフリー版を買っていただくのがベスト」との回答になりました。
 
 Pixel 4の目玉機能である、レーダーセンサー技術を用いたジェスチャー操作「Motion Sense」は総務省による審議待ちで、2020年春に提供予定。音声レコーダーの文字起こし機能の日本語対応は鋭意開発中ということもあり、買い時を見極めたい端末といえるでしょう。
 
文● 山口健太

最終更新:11/9(土) 15:37
アスキー

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ