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【ラグビーW杯】リーチにタックルを教えた総合格闘家

10/23(水) 16:40配信

東スポWeb

 ラグビーW杯日本大会で日本代表は史上初の8強入りを果たし、大フィーバーを起こした。4年後のフランス大会はもちろん、7人制で戦う2020年東京五輪での金メダル獲得が期待される。「チーム・ジャパン」で戦う五輪競技の中で、ラグビーと縁深い競技がレスリングだ。ともにタックルが重要な武器とあって、トップ選手同士の知られざる交流があった。

 シドニー五輪フリー63キロ級代表で総合格闘家の宮田和幸(43)は前回15年イングランド大会前にサプリメントスポンサーが同じ縁でリーチ・マイケル主将(31=東芝)にタックルを指導した。今でも親交が続いている。

 リーチと打ち込みをして、身体能力の高さに驚いたという。「フィジカルは相当なもの。レスリングだと、日本は重量級になれば走るのが苦手だったりするが、ラグビー選手はあの重い体ですごく走りますから。コンタクト(接触)に慣れているし、格闘技的に言うと体の懐も深い。日本はもちろん、世界でレスリングや格闘技をやってもトップにいけます」と絶賛した。

 宮田はトップリーグのNEC、三菱重工でもレスリングコーチを務めた経験がある。「情報収集してみると、イングランドなど海外の強豪国は普通にマットを敷いてレスリングの練習を基本からやっていた。みんなひと通りできていました」

 海外トップのやり方を参考にし、同じような練習を取り入れた。またタックルだけではなく、倒されてからもレスリングの動きがラグビーに通じることを知った。宮田は「タックルを受けながらパスする動き(オフロードパス)がある。バランスを崩した中でいかに自分の体をコントロールするかもレスリング練習が有効だと聞きました」。

 リーチについて「ものすごい人格者」と人柄にも魅了され、今大会でも声援を送った。「素晴らしい戦いでした。また会える日を楽しみにしています」。宮田以外にも多くのレスリング経験者がプロや大学でタックルを指導しており、今後も両競技の友好関係が互いの強化につながるはずだ。

最終更新:10/23(水) 16:53
東スポWeb

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