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恵比寿ガーデンプレイスに大型シェアオフィス コミュニティー形成へ、カフェや仮眠室も

10/23(水) 16:31配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 シェアオフィス「PORTAL POINT(ポータルポイント)-Ebisu-」(渋谷区恵比寿4)が11月1日、恵比寿ガーデンプレイス・グラススクエア地下1階にオープンする。運営はトランジットジェネラルオフィスグループのリアルゲイト(千駄ヶ谷3)。(シブヤ経済新聞)

入居者専用の仮眠室

 今年、恵比寿ガーデンプレイスは25周年を迎えたが、従来の飲食や物販中心の商業では「施設全体の価値を上げることは難しい」(サッポロ不動産開発の時松浩社長)と判断。同所を起点とした恵比寿全体の「街づくり」を進めるため「コミュニティーの形成」が必要と考えていたことから、そのファーストスポットとしてオープンする。

 「始まりの場」を意味するポータルポイントは、2012(平成24)年からリアルゲイトが展開するシェアオフィス。今回は、「くつろげるカフェ機能が少ない」「シンボルがない」「時代に合った働く場の提供」など施設の課題解決を図る。働く場所に付加価値として、イベント開催などによるコミュニティー、食や睡眠などで「ヘルスケア」をサポートする機能を導入する。

 延べ床面積は1529.64平方メートル。フロア内には個室のオフィス、フリーデスク、入居者専用のプレミアムラウンジ、仮眠室、ミーティングルーム、一般の人も利用できるコミュニティーラウンジ、カフェ(11月オープン予定)、ポップアップスペースを展開する。

 天井高約8.6メートルのフロア中心に位置するのは、広さ300メートルを超えるコミュニティーラウンジ。入居者をはじめカフェ利用者、恵比寿ガーデンプレイスをはじめとする近隣で働くワーカー、地域住民など誰もが無料で利用できるようにすることで「交流の場」とする。同所では施設と連動したイベントやワークショップなども展開。画像認識技術を活用したカメラ内蔵型の什器で展開する「ショールーミングストア」も2台(オープン時)設置する。

 オフィス空間は、ガラスに囲まれた空間で通行人などから室内が見える「ショールームオフィス」(5室、面積15.25平方メートル~、想定人数5人~、月額24万8,000円~、契約期間2年)と、窓からJR線の線路を臨む「プライベートオフィス」(3室、同25.22平方メートル、同10人~、同31万9,000円~、同)を用意。フリーデスクは20席(登録人数は約150人、法人登記有り=4万円、登記無し=3万5,000円、契約期間1年)。プレミアムラウンジ内にはミーティングルーム4室を用意(利用料は30分1,500円)。

 仮眠室「Brain Power Nap」(1室)は、エイジングケア化粧品などを展開するアンファーが出資するベンチャーで、「スタンフォード式 最高の睡眠」の著者・西野精治さんらが社長を務める「ブレインスリープ」(千代田区)のサービス。他社との差別化を図るとともに「仕事の生産性を上げる」ことを目的に初導入する。防音の個室内には同社オリジナルのIoTデバイス(プロトタイプ)と、睡眠時の呼吸の一般的な周波数を基に設定した速度で揺れる「睡眠特化型」チェアを設置。IoTデバイスでは、「入眠・睡眠・起床」それぞれに合わせ、入眠時=甘めの香りやサン=サーンス「白鳥」、起床時=グリーンやウッド系の香りやモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など、香り・音・光を調整し空間をつくる。利用可能時間は10時~18時。利用料は45分500円。

 ポップアップスペース(121.87平方メートル)は1カ月から利用できるショップ&ショールームスペース。新商品の発表やアパレルブランドの展示会などでの利用を想定する。月額利用料は、1カ月=350万円、1年=200万円、オフィス利用=180万円。

 今月28日にはトランジットジェネラルオフィスの本社が表参道から移転。同所のカフェは同社が運営を手掛け、同社の社員食堂、テストキッチン機能を備えたカフェとなる。

 8月5日に公式サイトを公開後約120件の問い合わせがあったといい、従来から多いIT系や広告関連、PR会社を中心に、近隣に住んでいる人や恵比寿ガーデンプレイス・タワー棟に入居している企業のセカンドオフィスとしての利用などの問い合わせもあるという。

 オフィススペースは24時間利用可能。コミュニティーラウンジの営業時間は7時~24時。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:10/23(水) 16:31
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