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世界に挑んだ日本人ライダー 「不利でも挑戦したい!」ワイルドカードに賭けた想いとは

10/23(水) 11:00配信

バイクのニュース

不利だとしても挑戦したい「世界」レベルの争い

 第15戦でホンダのマルク・マルケス選手がシリーズチャンピオンを決めた2019MotoGPの日本グランプリが、10月18から20日にかけて栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催されました。

MotoGP日本グランプリmoto3クラスにワイルドカード参戦した2人のライダーを写真で見る (16枚)

 世界を転戦しながら全19戦を戦い、シリーズチャンピオンを決める同シリーズでは、1戦のみの単発でエントリーするワイルドカードでの参戦が認められています、今季の日本グランプリでは、2人の日本人ライダーがMoto3クラスにワイルドカードで参戦しました。

 このワイルドカード参戦は、全日本ロードレース選手権でのランキングが上位のライダーや来季ロードレース世界選手権へのステップアップを見据えたライダーなど、FMN(各国モーターサイクル組織で、日本の場合はMFJ)やFIM(国際モーターサイクリズム連盟) 、またはDORNA(MotoGPの商標権を所持する会社)から認められたライダーのみがエントリーできる決まりとなっています。例外として、同クラスに過去3回以上出場経験のあるライダーはエントリーできません。
 
 そのため参戦するライダーの実力は、世界レベルではなく世界へのステップアップを目指すレベルです。また、シリーズが進むにつれて熟成を重ねてきたレギュラーチームのマシンとは違い、エントリーした1戦を戦うためだけに用意した慣れないマシンなど、かなり不利な状況でのレースとなります。

 そんな苦しい状況を全て理解した上で、それでも挑戦することを決めた2人の日本人ライダーは、世界の舞台でいったいなにを感じたのでしょうか。

●#6 山中 琉聖 選手(Estrella Galicia 0,0)

 型落ちの2018年型 ホンダ「NSF250RW」で参戦し、世界のトップライダー達を相手に15位と健闘。見事ポイントを獲得しました。

そんな山中選手は現在、FIM CEVレプソルインターナショナル選手権 Moto3クラスにフル参戦中。シリーズランキング5位につけています (第7戦終了時点) 。

――今季フル参戦しているCEVと世界選手権のmoto3には、どんな違いを感じましたか?

「レース自体のやることは同じなのですが、ワイルドカードということで2018年型のマシンで少し不利なところはありました。

 ただ、そういう不利な部分も自分的に上手く改良できて、とても勉強になったなと感じました」。

――自分の母国である日本グランプリへのワイルドカードという点に特別な気持ちはありましたか?

「友達やファンの方など、たくさんの方が応援に来てくれているので、ダサいレースは絶対に見せられないと思っていました。

 そんななかで、ポイントが取れたことは良かったと思います。レースの内容には満足しています」。

――来年は世界グランプリのmoto3クラスへのフル参戦が決定していますが、今回、手ごたえは感じられましたか?

「この型落ちのマシンでもペース的には良かったので、来年もいいところを見せられると思います!」

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最終更新:10/23(水) 12:38
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