ここから本文です

フェイスブックCEO、「表現の自由」を語る

10/23(水) 7:00配信

CoinDesk Japan

ソーシャルメディア大手であるフェイスブック(Facebook)のCEO、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は2019年10月17日(現地時間)、ジョージタウン大学(Georgetown University)でのスピーチで、表現の自由の重要性を訴えた。

「(インターネットは)以前には共有が不可能であった物事を、可能にしています」とザッカーバーグ氏は述べた。しかし「自分が受け入れられない政治的な展開に繋がり得るために、より多くの表現を危険なものだとみなそうとする人々が、分野を問わず見受けられます」と、ザッカーバーグ氏は続けた。

表現の自由と検閲への抵抗は、仮想通貨推進派にとって神聖なものかもしれない。しかしザッカーバーグ氏は、自身の表現の自由に関する懸念と、フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ(Libra)」を関連付けたり、完全に急進的な立場を主張することはなかった。

ザッカーバーグ氏は、表現への一定の制約は常にアメリカの政治風土の一部であったことを認めながらも、そのような制約が可能な限り少なく、決断が民間企業の手に委ねられていないような状況を求め、次のように述べた。

「結局のところ私は人間を信頼しているので、人々に発言のチャンスを与えることに賛成です」

それでもザッカーバーグ氏は、今のところ、許容できる規範を決定する上でフェイスブックが力を持ちすぎていることを認めた。「我々の行う意思決定の多くは、人々の発言する力に影響します」と同氏は認め、次のように付け加えた。

「正直に言えば、人々の表現に関して、弊社が自分たちでそんなに多くの決定を下すべきではないと考えています」

フェイスブックが始動させたリブラが、ザッカーバーグ氏の発言とどのようにかみ合うのか興味を持っていた人は、今回のスピーチにがっかりさせられた。ザッカーバーグ氏は、仮想通貨についてのフェイスブックのビジョンを語ることはなかった。同氏はまた、同社による2019年の年次F8開発者カンファレンスで触れた、暗号化やプライバシーといったテーマに触れることもなかった。

1/2ページ

最終更新:10/23(水) 7:00
CoinDesk Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事